気持ちも、なんとなくどんよりするからおもしろい。
人は、自然とともにあることを実感できる現象です。
さて。今日は、事業継承の難しさについて書きました。
創業社長は、とにかくがむしゃらに、前向きにビジネスモデルを組み立てながら、
成功パターンを作り上げていきます。
小難しい理論ではなく、実践です。
すべてが経験の積み重ねです。
事業を継承する人は、
そんな創業者の後ろ姿を追いかけながら、
必死になって、仕事を積み重ねていきます。
が。しかし。
何を見るか、何を聴くか。
何を知るか、どこを真似るか?は、
実は、すべてその後ろを行く人の価値観によって
焦点が違うわけです。
だから、伝える側の意図と受け継ぐものの意図が重ならないことが
ほとんどです。
また、無意識のうちに、苦労話を避けたり、
成功の要素がなにか?伝え忘れたり。
だから、そのままのサイズで、そのままに引き継ぐことは
まず、間違いなくほとんどできないことになります。
そこに、苛立ちを持ってしまうと。
つまり、伝える側からすれば、自分の苦労をないがしろにされた、
自分の成功パターンを無視された
という気持ちが湧いてしまうと、
受け継ぐものを受け入れられなくなってしまうようになるわけです。
人は、みんな。
自分を認められたり、尊敬されたりしたい、という気持ちを持っています。
一生懸命頑張ったことを、理解してほしいと願っています。
その気持ちをいかに汲むことができるかどうか?
事業を継承する際には、そんなことも考えながら進める必要があります。
新しいものを築けばよい・・・という言葉の裏側にある、
創業者の思い・・・
じっくり味わってみることができるといいですね。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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