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- 杉山 春樹
- 株式会社フード&サクセス 会長&事業プロデューサー
- 静岡県
- 飲食店コンサルタント
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対象：飲食店経営
- 平岡 美香
- （マーケティングプランナー）
『知らないということを知る』
「これを知るを、これを知るとなし、
知らざるを知らずとなす、これを知るなり」
意味は、
知っていることを「知っている」とし、
知らないことを「知らない」とする。
それが「知っている」ということである。
（『論語』）
今日は『論語』より、
真に知恵ある人の振る舞い方について
語った言葉をご紹介します。
当然と言えば当然のことですが、
この当然が、なかなか出来ないのが私たち人間です。
知っている事を「知っている」というのは
当り前かも知れませんが
「知っている」ことも「なるほど・・」
と聞くことによって、
再認識ができ、
更なる学びと成長ができるのではないでしょうか。
同じ話を聞いて、「知っているよ」と言うのは
自分が成長していないことを明かしているようなものなのです。
自分が日々成長しているなら、
同じ話の中にも「新しい発見」、「気づき」があるからです。
また、知らない事を「知らない」とハッキリ言うのも、
案外と難しいものです。
いわゆる「知ったかぶり」を私たちはしてしまがちです。
特に、仕事などで徐々に後輩ができたり、
ポストが上がっていくと
要らないプライドが邪魔をして
多くなるのではないでしょうか。
このような要らないプライドを持つことで、
信頼やチャンスを失ってしまうということもあるでしょう。
だから、「知っていること」には、
「なるほど」と言って耳を傾け、
「知らないこと」には「知ったかぶり」をせずに、
「分かりません。教えてください」と言葉に出して、
謙虚に学びましょう。
その学びが、更なる成長へとつながるでしょう。
某大商社の理事も長年務められた、
ある方がおっしゃっていた言葉をご紹介しましょう。
「知識の欠如は問題ではない。
なぜなら、それは今すぐに、ここで補えるからだ。
ただ、問題なのは目的観の欠如である。
なぜなら、それは、今すぐに他から補うことが出来ないからだ」
要するに、「知識の欠如」は問題ではないのです。
補えば良いだけの問題ですから。
そして、それを補う絶好のタイミングが、
「知らない」と知った、その瞬間なのです。
だから、常に、
「知っていること」には「なるほど・・」と
「知らないこと」には、ハッキリと「知らない」
と言う勇気を持ちましょう。
「言葉はちから」です。
その口にする勇気の言葉で新しい発見と気づきがあり
そして、その発見、気づきで得た
「知識」と「智慧」が熟成されて
明確な「目的」、「目標」が定まって来るでしょう。
今年も残すところ、あと２８日、
さあ！！、今日も、
「言葉のちから」を信じて
明るく、元気に、
知っていることには、「なるほど」とうなづき、
知らないことには、素直に「知らない」と言って
ウキウキ、ワクワク、自分の成長を楽しみましょう。
大丈夫！大丈夫！
あらゆる点で一層良くなる！
必ず良くなる！
良かった！良かった！
ツイてる！ツイてる！
ありがとう！
素晴らしい仲間達と
共に生き！！
共に歩み！！
共に成長しましょう！！
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