前回に引き続き、「怒り」に付いての考察を♫
_(_^_)_
例えば、自分が誰かから何か不快に感じる事をされたり、不自然で違和感の有る事を自分に関わるテリトリー内で、無神経に、或いは意図的にされる事は、人生では良く有る事ですね。
その時に、「我慢」するのが大人の対処と思われる方も、日本には多いのではないかと思います。
( ; _ ; )
けれど前々回のコラムで「我慢は美徳とはならない」でもお伝えしました様に、「我慢」というものは決して健全な精神を生みません。
結局「我慢して相手に伝えなかった」ものは、自分の中で「納得の行かない思い」として、心の中に澱の様に溜まるので、
その、本当は本人に直接言うべき「回避したモヤモヤ=不満」は、全然関係の無い場所で、全然関係の無い他人に、相手の「悪口・陰口」という愚痴を言う様な結果になるのではないですか?(^^;;
何故多くの方が、こういう行動を選ばれておられるのかと言う事ですが、
名目は「相手の為」という 、その"偽善" に隠された本音、
「自分が悪く思われたくない」
「面倒くさい事に関わりたくない」
という「自分の保身」からという場合が、実は殆どではないでしょうか?
(^^;;
そうして、問題の根本解決にはならないその様な行為で、全然関係無い人を巻き込み、ネガティブを撒き散らす事が、皆様の仰る「大人の対処」なのでしょうか?と、私は思います。(; ̄O ̄)
それでは改めまして・・・。
この様に、何か「相手に止めて欲しい」と思った事を伝える場合は、自分の私情・感情は何も入れず、ただ淡々と「自分はこう思っている」「こう感じている」という、
自分が唯一責任を持てる、「自分がこう感じている」という真実の投げかけをするだけで充分です。
《゚Д゚》!!
何故なら、相手の方がそれを知った上で、今までと同じ行為を「続ける」か「続けない」かは、相手の自由意思になるからです。それは尊重しなければなりません。
ですので私は、自分の自己責任の元、自分の為に「自分が言うべきと判断したもの」を行動に移すという、自分に取ってのベストはその都度尽くすのですが、実は全く「結果」には拘わりません。(^^♪
ただ、自分が行動をした事による相手の方の反応で、相手の方の "人となり" を知る。
それを学ぶだけです。
☆_(_☆_)_☆
もし相手が「気付かずに」、誰かに対して無神経な行為をなさっていた場合、それを知った時に果たして、どういう反応をなさるのか?
そういう事を、わざと「意図的」になさっておられた場合も、然りです。
その方は、人への思い遣りを本当に持っていらっしゃるのか?
或いは「分かっても "何も感じない" 幼い感性、或いは強欲」の方なのか?
ただ、それを「学ばせて頂く」のです。
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この世は「因果の法則」というものが自動的に働いておりますので、それを完全に理解された方は、自分がその「結果」に拘る必要が全く無い事を良く知っていますので「怒る」必要が無いのです。
《゚Д゚》☆彡
勿論「自己責任の元、自己が判断した行為」をした本人にも、「因果の法則」はキチンと働きますので、それを自分も受ける覚悟を持ちながら、結果を "あるがまま" に委ねるという事をするのです。☆彡
今回お話しさせて頂いた事は、全ての人間が生まれ持つ「怒り」というものへの「黄金律」とも言える対処法の中のほんの一例ですが、
この様な対処法を身に付けると、人生では「腹の立つ事」というのが殆ど無くなって行き、完全に "目覚めた人" は「怒り」というものから自動的に解放されてしまうのです。☆彡
ちなみに「怒らなくなる」という事は、「言うべき事・伝えるべき事をしなくなる」という事ではありません。
《゚Д゚》!!
そこの所は良く皆様が混同される所なのですが、それを理解するには「人間が生きる」という事をキチンと理解しなければ、視えては来ない事でしょう。
☆_(_☆_)_☆
「自分の与えたものが、自分の受け取るもの」という「因果の法則」を、完全に中から深く理解する事が無ければ、人はなかなかその様な境地には来れない、というのは間違い無い事ですが、
でも、もし (変形も含めた)「 怒り」というものが、人生の中で必要無いものになれば、人間は今よりもっともっと、人生を幸せなものとして感じる事ができますね?
ですので、この「黄金律」にトライされる価値は、大いに有ります!
(^^✿
それでは、次回も引き続き、
今度は "怒りの変形" への「黄金律(対処法)」に付いて、触れてみたいと思います♫
これ又、寒そうな冬の夕暮れ。(^^;
冬はホームで電車を待っている時が、一番寒い!?
「あ~~~、家でぬくぬくしたいよぅ~~~」(笑)
「怒らない」という黄金律の中には、" 怒りを怒りで返さない" というものも有ります。☆彡
相手が怒りをぶつけて来ると、つい私達は「相手を責める気持ち」で対応してしまうものですが、
それは、相手の「ネガティブな感情」に、ものの見事に呑まれてしまったという事ですね?
(^^;;
つまり「自分の中心」を見失っている状態です。
その様に、自分の中心を相手に明け渡し、自分の中心が自分に無い状態で相手に対処しても、絶対相手の心に届く行為にはならないのです。
相手に理解してもらいたいならば、まずは自分が欲しいものを相手に与える事をしなければ、絶対相手の心は開かないものなのです。《゚Д゚》!!
もし「自分が欲しいもの= 相手から理解してもらいたい」であるなら、
ではまず、ご自分が「相手の立場や気持ちを理解してあげる」という事をしてみて下さい♫
おやりになられると理解されると思いますが、
きっとビックリするほど相手の反応が変化するのを、あなた様は目撃される事でしょう!☆彡
人間というものは、皆「相手に理解して欲しい」と思う、「孤独を抱えた動物」なのです。
ですので、相手の方に「吐き出し切らせる」という事をして差し上げると、相手の方はあなたの言い分に「聞く耳を持つ」余裕が生まれますので、
そうしてお互いを理解される事が、本当の「解決法」であり、大人の対処法ではないかと私は思います。
☆_(_☆_)_☆
世の中の方は、多くの方がご自分の問題を「誰かが解決してくれる」という勘違いの妄想をお持ちなのか(!?)、
モヤモヤしていながらご自分の問題から逃げ、「煩わしい」「面倒くさい」と、相手と関わる事を回避される方が、本当に多いですね~。(^^;;
でも問題の解決というのは、最終的には当事者同士が直接理解し合わないと、"真" の解決には絶対至りません。
《゚Д゚》☆彡
真の解決に至らなければ、あなた様のその「相手に伝え切れない自分の思い」は、生涯いつまでも心の中に巣喰うままになり、
結局そういう解決法は、いつも自分の心の中で、或いは全く関係無い他人に、相手への「不平不満」や「悪口・愚痴」を言い続ける事になります。(; ̄O ̄)
そして実はそういうものが、自分の運気を落とす原因になるというのが、「因果の法則」の働きですので、
皆様!勇気を出して、大人の対処法(!?)に
Let’s try! (^^♫
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年