この世で自分に起きて来る事には「お試し」の意味がある - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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この世で自分に起きて来る事には「お試し」の意味がある

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恥知らずで、猛禽類(もうきんるい)の様に厚かましく、

図々しく他人ばかりを責め立て、

大胆に生き、

真に心が汚れた人間ほど、この世は生きやすい天国です。

 

 

恥を知り、清浄な事を常に好み、

物事に執着する事から離れ、

謙虚な生活を行い、

真理を求めて真面目に暮らす人間ほど、

この世の暮らしは、難しいです。

 

 

(※ 猛禽類:鋭い爪とクチバシを持ち、他の動物を捕食する習性のある鳥類の総称)

 

 

 

これは、2500年以上も前に、お釈迦様という方が残されたメッセージの一つですが、これは実に見事にこの世の真理を突いていらっしゃると私は思います。《゚Д゚》☆彡

 

 

ちなみに私は、実際は教えを説いた方が作ったものでは無い、その後に残された人間達の作った「宗教」というものに付いては、とても懐疑的な人間です。

 

何故なら、それを伝える時に間に入った人間が、それぞれの解釈で関わった分だけ、本当の意味で純粋さを失って破壊されているものが殆どだからです。

 

その殆どが「人を支配する為」としか思えない様に、酷く歪んでしまっていると断言させて頂きたいほどです。

(; ̄O ̄)

 

 

ですが、教えを説いた方の本物のエッセンスがキチンと残された「真理」に対しては、時代を超えて感動してしまう一人です。

(「宗教」が胡散臭いからと言って、中に含まれている真実や真理までを全てNO!という事では無く、各自が真実のものかどうかを、キチンと見分けられる眼というものが大事だと思う一人です)

☆_(_☆_)_☆ 

 

そして今回は、この真理のメッセージには、どういう意味が込められているのかという事を、自分なりに紐解いて参りたいと思いますので、どうぞ宜しくお付き合いのほどを・・・!? (^^♪

 

 

 

お釈迦様という方の説かれた教えというのは、とてもシビアな哲学です。(^^;

何故なら「死」というものから、「生きる事」を見つめる哲学だからですね。

ですので、人によっては「とても暗い気持ちになる」と感じられる方も多いかもしれませんが、もしその様な解釈をされるとしたら、それは間違った解釈になると思います。(^^♪

 

 

何故ならお釈迦様という方は、一国の王子という何の不自由も無い恵まれた環境に生まれながら、「何故、この世は苦しみと虚しさばかりなのだろうか?」という事に悩まれて、

「人間の悩みや苦しみを、一時しのぎの様な解決ではなく、根本から無くす解決への道」に、その贅沢な生活の全てを自ら捨てられてまで、本気で命を掛けて探求された方だからです。☆彡

 

 

ですので、その教義は「これ以上無い」というほど現実的で、巷に溢れる様にある「甘い夢を持たせて勘違いさせる」様な無意味なものは皆無です。(^^;;

なので、まずは「現実をしっかり観ましょう」という所から入るので、生まれて来るものが決して避けられない宿命である「死」というものを、ちゃんと理解する事を勧められた哲学なのです。

 

 

又、これとは対照的なのが「神道」でしょうか?

「神道」にも色々なものがあり、私はやはりオリジナルに近い「古神道」や「復古神道」などに惹かれる所がありますが、こちらは「生」というものから「生きる事」を捉える哲学という感じが致します。☆彡

 

 

どちらにしても、根本で伝えているのは「人生を、どう生き切るか?」という、現実の生活に則した事を説いている、それぞれに素晴らしいものであると私は解釈するのですね。(^^♪

 

 

そんな基礎知識を踏まえながら、それでは最初のメッセージに付いての私の解釈になりますが・・・。

 

 

お釈迦様は「この世はあべこべなのである」と仰られています。

 

この世というものは、実は "実体が無い" という事実があるのだが、生きている人間は無知・無明であるので、その事実が視えず、故に多くの者が「拝金主義」「物欲主義」「肉体信仰主義」から生まれる、私利私欲からの欲望に駆られて貪欲に生きているが、

 

「死後」というものからそれを観た時には、その価値観がまるっきり逆であるという事が理解できる。

 

 

この様に悟られた方なのだと、私は解釈しています。

そして、それが最初のメッセージを深く理解するヒントになっていると私は思います。

_(_^_)_

 

 

私達の人生には、自分に取って良い事や悪い事など、様々なものを体験させられる訳ですが、私はその一つ一つの経験には、絶えず自分が魂をレベルアップさせる為の「お試し」が隠されているのではないかと思うのですね。

《゚Д゚》☆彡

 

 

ちなみに、この世はあべこべであるという事は、「地道にコツコツ、誠実に本物の努力をされる方」への評価が大変低いという現実を観てみれば、一目瞭然でありましょう。

 

特に現代は、作られた虚構であっても「その場の快楽」や「虚栄心を満たす事」を刺激するものや、「怠惰な自分を許してくれる」何かに、皆わ~~~ッと群がる異様な現象を良く目に致しますが、

そこに「あべこべ感」が良く現れていると、私の眼には映ります。(^^;;

 

 

上のメッセージは、その様な方達が大多数のこの世の中で、誠実さを見失わずに心を健康に清潔に生きる事が、いかに至難の技であるのかという事でもありますが、

 

2500年以上経っても、この様なメッセージが真理として今も通用するという事は、

 

殆ど人間というもののレベルが何も変わっていないという、情けない事でもあるという事なのでしょうか!?

(; ̄O ̄)

 

 

あぁ、人間て、人間て!?(笑)

(; ̄O ̄)(; ̄O ̄)(; ̄O ̄)

 

 

 

 

 

 

私は「赤」という色には、何故か幼少の頃から好みと言うか、拘りの様なものがあります。

空が演出する、太陽の放つ自然な赤い色には、柔らかい温かみと深みが有って、私はとても好きです♫

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年