東京都大田区がすすめる 絶対高さ制限を定める高度地区
第一次素案 に対するパブリックコメントを下記のように送付しました。
基準法に係る建築物に対する高さの制限はじつに複雑で、一般の方には
なかなか理解するのが難しく、それもひとつの問題だなと考えています。
一般の方にも、出来るだけ分かりやすい主張となるよう、つとめました。
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建築物の絶対高さ制限の導入には、基本的には賛成です。
ただ、ひとつ規制を加えれば環境が良くなるだろう、といった短絡的な
発想ではなく、既存の建築物の高さ規制と絡めて総合的に規制の計画が
なされるべきす。
すでに建築物の高さに係る規制には、建築基準法上に道路斜線制限等の
高さ制限や日影規制、採光面積などが存在しております。
その中でも特に、高度地区による斜線型高さ制限(高度斜線制限)は、
建築物の形体と街並を歪なものとする弊害でしかありません。
この高度斜線制限(第二種、第三種)を撤廃することで、空地率を
上げた建築物の計画を促すことにもなり、容積率を確保しつつ、さらに
厳しい絶対高さ制限も可能になるはずです
別紙に、ひとつの例としまして
第一種住居地域(建蔽率60%・建蔽率200%)での改訂案を示します。
大田区におきましては、総合的な判断と行動をお願いいたします。
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このコラムの執筆専門家
- 岩間 隆司
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社ソキウス 代表取締役
スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅
都市の厳しい条件のもとでも、住宅や集合住宅を実現させてきました。住宅計画における制約は、生活空間に個性が生まれる、ひとつの契機として、ポジティブにとらえております。
03-5735-9700
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