「心の健康」の為に大切な事 - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月16日更新

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「心の健康」の為に大切な事

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 皆様は、健康でいらっしゃいますか?

 

「健康」と言えば、どうしても体の事ばかりに目が行きがちですが、もっと大事なものに「心の健康」というものがあるのではないかと私は思います。

いや、私はむしろ、そちらの方が大事かと・・・。_(_^_)_

 

 

ではこの「心の健康」とは何かと申しますと「自分を含め、物事の全てを "ありのまま観る事" ができているか?」という事だと思います。《゚Д゚》☆彡

所が、一見簡単そうに思える、この「ありのままを観る」という事が、実は人間はなかなかできないものなのです。( ; _ ; )

 

 

何故なら、人間はどうしても「自分の立場だけで、物事を見てしまう」という癖を持っているからですね。

それは "思考癖" とも言い、それが「心の病気」、強いては「体の病気」の元であるという事なのです。(^^;

 

 

「自分の眼で、主体的にものを見る事」は、勿論とても大事な事なのですが、それにはとても勘違いされ易い一面もあるのです。《゚Д゚》!?

 

そう、それは「自己中心的にしか物事を捉えられない方」が、「自分の眼でものを見ている」と勘違いなさるという事ですね。(^^;

 

 

それは、「ありのままを観る」という眼とは「似て非なるもの」、全然違うものなのです。_(_^_)_

 

 

では、そこに陥ってしまわれているか、そうでないかのバロメーターがどこにあるかと申しますと、そういう自己を中心にしたものの見方しかできない人の結果は決まっているので、大変分かり易いです。

そういう方は、必ず強いコンプレックスを持つ事になるので、やたら闘争的になったり、卑屈になったり、又鬱になってしまったりなど、心が絶えず不安に苛まれしてしまうのですね。

 

 

これを「心の病気」と申します。_(_^_)_

 

 

良く言われる例ですが・・・、

例えば、この世の実像というものを「平面」として捉えると、「ここ (私) が中心!」と置ける訳ですね?

私達人間には、実はそういう視野しか与えられていないので、「自分が中心!」という思考が成り立っている訳なのですが、

 

 

では、物事の実体を「球体」だと想像してみて下さい。

その球体の表面に「ここ (私) が中心!」と点をお置きになっても、その球体をグルリと回せば、その中心と思っていたものは、ズレて無くなってしまいます。

 

 

これは、

「どこにも中心 (になる人) は無い」とも言えますし、逆に

「どこ (誰) もが中心に成り得る」とも言える世界なのだという事です。☆彡

 

 

この世の実体を「平面的」に捉えず、この様に「球体」というイメージで、「立体的」にものを観るというのが、「ありのままを観る」という事であり、

 

 

そういう視野をお持ちになられた方を、私は「心の健康な方」とお呼び致します。

☆_(_☆_)_☆

 

 

ご自分の身の周りで起こる事を、平面的にしか捉えられないと、心は病んでしまいます。

そして、実は人間は誰もが例外無く、この「心が病んだ状態」で生まれて来るものなのですよ。《゚Д゚》!!

 

皆様は、意外に思われるかもしれませんが、

実は人間というものは、多かれ少なかれ、皆生まれつきの「精神病」なのです!(笑)( ̄□ ̄;)

 

 

 

さて、このお話しを聞いて、笑いながら「本当だ!その通り♫」と、ご自分を感じるあなた様は、お心が健康である証拠です♫ おめでとう!?(笑)(^^♪

その様に「自分で自分の事を笑ってしまえる」という "健康な心" をお持ちになれるのは、

ご自分を冷静に客観視されておられる証拠で、それは心にゆとりが無いとできない、大変知性的 = 心が健康であるという証拠だからです。☆ _(_☆_)_☆

 

 

逆に、お心を病んでおられる方ほど「あなたは精神病なのですよ」と聞くと、「私は違う!」と、真剣に怒り出したりなさるのです。(^^;

それが「精神を病んでしまわれた方の特徴」と申し上げても、過言ではありません。( ; _ ; )

 

 

そしてその様に、ご自分自身を冷静に客観視できないという「心の病」を生むのは、

「平面的」にしか物事を捉えられず、ご自分中心に世の中が回っている様な思い違いをなさった方々の「思考癖」からなのですね。

 

 

そこに陥ると、人間の人生は本当に悩みの多い、大変苦しいものになってしまいます。

( ; _ ; )

 

 

この世はご自分だけではない、自分と同じ様に "自己を中心" に持った「他の存在」がいるという事に思いが行かない、つまり「他人を蔑ろ」にする結果、心が病んでしまうという事なのです。

( ; _ ; ) ( ; _ ; ) 

 

 

では、何故多くの人は「自己中心的」にしか考えられない「思考癖」を持つのでしょうか?

その対処には「想像力」の力が大事になりますが、この「想像力」というものは、ご自分の器でしか計れないもの。

つまり、「自分が経験したものからしか生まれないし、持てないもの」という、私が思うに或る意味、実に皮肉な現実があるのです。

( ; _ ; ) ( ; _ ; ) ( ; _ ; )

 

 

人間には、「自分がその人と同じ立場の経験をしないと、その人の痛みは解らない」という、とても悲しい性(サガ)を持っているという現実です。《゚Д゚》!!

 

 

でも、実はその「人の心の痛みを理解できる様になって行く事」は、実は「心の健康」の元である「立体的」に物事を捉えるという事に近付く行為でもあるのです。《゚Д゚》☆彡

 

 

人間が "真の幸せ" に近付く為に不可欠な、必須条件でもある「思いやり」というものは、人間であるならば、誰もが多かれ少なかれ必ず持って生まれていると私は思います。_(_^_)_

でも、その「思いやり」には幅と言うか、規模というものが関わって参りますね?

 

 

大概、人が「思いやり」と言う時は、そこに関わる全てのものに対してでは無い事が多いでしょう?

 

大体は、その人の「自分に取って必要な、あるいは都合の良い人間関係」という狭い範囲の中でしか、発揮されていないというのが現実ですね。

 

だから「無視をする」事や、「排他的」な解決方法というものを良く人間はされますが、そこに私は「ご都合主義」の人間の残酷さというものも、観て取る事ができます。

 

 

 

こう考えると、口で言うほど「思いやり」というものは、そう簡単では無いという事が解りますが、

もし、ご自分と同じ様に「どなた様も懸命に生きていらっしゃる」という、全体に対しての視野からの「思いやり」を持つ事ができましたならば、きっとその人は真の「心の健康」を保てるのだと私は思います。

_(_^_)_

 

 

人は「自分が与えたものしか、受け取れない」というこの世の法則を考えれば、

 

「物事を立体的に捉えられて、自分にも他人にも思いやりを持てる人間」が、この世で一番「心が健康」であり、

又、その規模が大きくなればなるほど、ご自分と周りの人を幸せにして行ける規模も大きく広がって行く訳ですので、

 

 

そういう方には「心の健康=喜び」は有れど、「心が不健康=心の病」などというものは存在しないのだろうと、私は確信するのです。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

こちらは、いつもの自宅ではなく、実家に在る私のバレエスタジオから撮った夕暮れの写真です♫

夕暮れは一年中あるものなのに、この季節 (秋) の夕暮れは、何故か一段と風情を感じさせるものがありますね~。☆彡 

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年