- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
「土地は子供の代まで財産として認められる。建物は30年たてばその価値はゼロになってしまう。」というのがこれまでの慣習であった。
しかし、今造られている住宅というのはこれまでのように30年で解体しますというような代物ではない。
子供の代までしっかりと使い続けることが出来るような構造なのだ。
本当の意味でのローコスト。
それは、世代が代わっても使い続けることが出来るような可変性のある間取りを考えること。
それは、数十年たってもしっかりと建ち続ける丈夫な構造体にすること。
それは、経年劣化する部分を容易に変更できることが出来るメンテナンス性の良い建築とすること。
そして一番大切なことは、いつまでも使い続けたいと思うことが出来る本当に良い家を作ることだと思う。