- 荒木 勇
- 株式会社アラキ工務店 代表取締役
- 京都府
- 工務店
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
町家(町屋) 足元の改修
京町家・京町屋の場合、大体100年〜150年たっているためどうしても地盤が低いままになってしまいます。
隣の家とか解体したり、新築したりされると、水はけや水勾配を取りたいためか、地盤面を上げられる場合が多々あります。
そうするとどうしても「隣の家より地盤が低い」ことになり、余り良くありません。
正直町家を解体すると、隣から雨が侵入し、床下が湿気てしまい、腐ったりシロアリが食ったりしてしまっているケースが結構あります。
悲しいです(
_)
ただ、壁面には荒壁土が大量についているし、屋根もそのままなので、今の側柱を上げて一つ石自体を上げる事は怖くでできません。
町家の場合、側柱で直接大屋根の荷重を受けているからです。
(今の建物なら梁が入っているので、ジャッキで突っ張ってあげる事もできるのですが・・・)
そういう訳で、柱と柱の間の土を鋤とって水止めをつくらなければなりません。
作業しているのは、山下建設の松本さん。
もう70歳なのに、とっても頑張ってくれています。
本当に頭が下がります。
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