こころの教育(道徳の時間) - 心の病気・カウンセリング - 専門家プロファイル

藤永 英治
藤永カウンセリングルーム 院長
大阪府
心理カウンセラー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:心の病気・カウンセリング

菅野 庸
菅野 庸
(院長・医師)
茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
斉藤ヒカル
斉藤ヒカル
(潜在意識セラピスト)
斉藤ヒカル
(潜在意識セラピスト)
快眠コーディネイター 力田 正明
(快眠コーディネイター)

閲覧数順 2024年04月18日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

今、私の手元に中学校の道徳の時間に使われる、心のノートという教科書があります。これは元文化庁長官、故 河合隼雄氏が率先して制作された教科書です。ゆとり教育の影響かとても薄い教科書です。それでも中身は多岐に渡る内容です。ただこの教科書が近年十分活用されているか疑問です。何故なら河合氏が亡くなられてから随分と時間が経ち、最近では、全国的に学校でのいじめが目立ちはじめ増加しているからです。道徳の時間は限られていますし、この薄い教科書では生徒のこころをつかむのは難しいことでしょう。例えば日本には歴史上、豪傑な偉人が沢山おられ、その方の生き様を伝えるのも道徳としては必要不可欠な事でしょう。そうゆう意味で、それを書かれた渡辺毅先生の道徳の教科書は良い教材に成り得ます。あと心の教育という意味では宗教教育も必要でしょう。諸外国では宗教教育のない国は日本ぐらいです。西洋はキリスト教をベースにした価値観を持っていますし、イスラム教やその他の宗教も多々あります。日本が今つまづいている最大の原因は明治政府の廃仏毀釈にあります。そもそも日本は神仏習合の国でありベースとなるのは神道仏教です。戦時中の国家神道の強制やオウム事件で宗教アレルギーの人々が増えたことが戦後、日本人の生き方を変えてしまいました。人間には精神的支柱になるものが必要です。宗教はそれを助けます。現代のような無信仰な人々があふれ、根無し草のような生き方をしていては人間らしい人生を歩むことは難しいのです。いじめの問題にしても宗教心を持ち、相手を思いやるこころというものを持てば自然と解決するはずです。

このコラムに類似したコラム

【コラムのつなぎ目】4/22 上手な話の聴き方講座 国府谷 明彦 - 厚生労働省認定 産業カウンセラー(2013/04/22 19:41)

睡眠専門家のストレス対処法 上手なティーチングポイント 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2012/06/03 14:00)

睡眠専門家のストレス対処スキル  コーチング 4 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2012/05/09 23:00)

「うつ病」が原因トップ 10年連続、自殺3万人超 茅野 分 - 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医)(2008/06/19 19:50)

うつ病と病前性格(6) 茅野 分 - 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医)(2007/07/22 00:00)