- 大平 和幸
- 大平国際特許事務所 所長弁理士
- 神奈川県
- 弁理士
-
090-4227-0184
対象:特許・商標・著作権
- 河野 英仁
- (弁理士)
- 河野 英仁
- (弁理士)
実際、ノーベル賞クラスの特許は儲かります。遺伝子組換え特許300億、モノクローナル抗体80億、MRI300億、青色LEDに至っては中村修二さんの分だけで600億円だったかな。山中伸弥教授のiPS細胞も儲けようと思えば100億円は軽く超えると思いますが、非常に安い値段でライセンスしているのでそこまではいかないような気がします。
私が記事中で話したのは、企業内で多額のライセンス収入(数千万円以上)を得ている社員はいるが、それはトップ・シークレットなので、人事以外は知らない、ということでした。
でも、記事の方では、ライセンス契約の存在そのものがトップ・シークレット、という内容になっていました。もちろん、トップ・シークレットのこともありますが、積極的にPRしたい場合は、むしろ記者会見をする場合もありますし、契約の存在だけは公開する、という形の契約もあります。
ですから、全てのライセンス・契約の存在までがトップ・シークレットというわけではありません。
また、山中伸弥京大iPS細胞研究所所長のライセンス収入について試算し、1億円のライセンス収入があれば発明者は3500万円を得る、というのは昔書いたブログの内容で、今回の電話インタビューでは一切話していません。記事ではまるで私が話したようにカッコに入ってますが。
とはいえ、サンデー毎日に掲載されたというのはそれなりに評価されているということでしょうから、私も素直にうれしいです。
| コラム一覧 |
このコラムの執筆専門家
- 大平 和幸
- (神奈川県 / 弁理士)
- 大平国際特許事務所 所長弁理士
先端科学技術と知財活用の両方に精通した、農学博士の弁理士です
お客様の保有する知的財産を活用して事業を守り、競争優位を獲得できる知的財産戦略構築を行います。それに基づき戦略的に出願し、権利取得を行うことで有効な特許網(特許壁)を構築し、事業を独占することによりお客様の売上と利益の最大化に貢献します。
090-4227-0184
このコラムに類似したコラム
特許出願中の発明のライセンス契約 河野 英仁 - 弁理士(2011/06/24 14:00)
IoTに関連して特許の審査基準が変わるようです 間山 進也 - 弁理士(2018/03/09 14:37)
インド特許法の基礎(第22回)~特許要件(2)②~ 河野 英仁 - 弁理士(2015/03/17 11:00)
インド特許法の基礎(第22回)~特許要件(2)①~ 河野 英仁 - 弁理士(2015/03/13 11:00)
早わかり中国特許:第46回 均等論の主張と禁反言 河野 英仁 - 弁理士(2015/02/27 11:00)