体の姿勢と心への影響 ① - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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体の姿勢と心への影響 ①

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私は長年バレエ教師をしているので、人の体のラインというものを絶えず目にする職業です。

 

自身も長年バレエダンサーをしておりましたから、絶えず自分の身体の感覚というものを観る習慣が身に付いているので、その実践と経験の中から、私は「体の姿勢は心へも影響を与える」という事を確信・実感しています。

 

そしてそれは、強いては「体の姿勢の癖」と「心の癖」には或る共通点があるという事でもあるので、今回はそのテーマでお話しを進めます♫ (^^♪

 

 

皆様は、日頃どの様な基本姿勢をお持ちですか?

この基本になる、体全体の姿勢というのは、とても大事です。☆彡

 

 

姿勢がいかに大事かというのは、例えば身体を使う習い事をする時に、まず教わるのが「基本になる姿勢」から始まるという事を見ればお解りになると思います。

どんな習い事も、この基本姿勢が身に付いていなければ、上達は難しくなるからです。(・□・;)

 

 

その基本姿勢が悪いとその歪みから、身体を動かす時にどこかに無理な力が掛かったりして、力みの抜けない使い方になってしまうので、その身体の不快感から疲れ易く怒りっぽい性格になっていたりします。

 

" 逆も又真なり" で、怒りっぽい性格がその姿勢を作っているとも言えますね?

 

(※姿勢の悪い方は、その姿勢が当たり前なので、体の不快感としての自覚が無い方もとても多いのですが、明らかに疲れ易く怒りっぽい性格の方が多いです) (^^;

 

 

そして、そういう疲れ易く怒りっぽい性格の方というのは、上達するのに必須になる「忍耐力」や「集中力」が持続しづらくなるなど、そうして心にも大きく連鎖して行くのです。( ̄□ ̄;)

 

 

姿勢の悪さの代表格として挙げられるのが「猫背姿勢」ですね?

これは日本人には本当に多い、大変 う‘‘つ‘‘く‘‘し‘‘~い 姿勢です!(笑)

でも本当は笑い事ではなく、マジで日本人の方達は、ご自分の姿勢を意識し正された方が良い方が多過ぎます! 

・"(>0<)"・

 

 

ちなみに、私は色々な国に行った事がありますが、世界で日本人ほど姿勢が悪くて、特に歩き方の汚い国民は見た事が無いと言っても過言ではありません。(; ̄O ̄)

海外に行くと、それは同じ日本人として本当に恥ずかしく感じるくらい・・・正直美しくありません。

( ; _ ; )

 

 

日本の方は、ご自分の姿勢に無意識に非常にカッコ悪く歩く方が、本当に街中でも多過ぎるというのが正直な私の印象です。

そしてそれは心でいうと「コンプレックス」の現れと言っても宜しいかと思います。(身体と心は大きく関係しています) 

 

 

それと日本の方に多いのは、

 

★ 骨盤が前に傾いて、引け腰の出っ尻になり、お腹が下がり重心が下に下がっている

★ 首の後ろが座って落っこちている

★ 足のアキレス腱が横に寝ていて、その足元から足全体がバナナの様なラインを描く

 

という体の癖です。

 

 

ちなみに、バレエを習う生徒にも、この姿勢や足元の癖の人は子供から大人まで大変多くて、その様にアキレス腱が起きずに中に埋もれて詰まっている状態で足を使うと、昔は「鎌足」、今は「バナナ足」と呼ばれて教師に注意されます。

(※今の子供は「鎌」が何だか分からないので「バナナ」という様になったそうな!?(笑) ) 

 

 

身体の姿勢の基本を作るものは、この大地を踏み締める足の裏の感覚(大地からエネルギーを吸い上げる様な感覚)の、この足元から来ていますから、やはり全ては繋がり連携しているのですね。

 

 

(このテーマも長くなるので、次回に続きます♫)                       

 

 

 

 

 

この写真の ☆美しいブルー☆ に、私は心惹かれます♫ (^^ ♡

 

 

 

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年