- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
最近、自分なりに「リーダーシップ」や「マネジメント」という言葉に対して考えたことがあります。
皆さんリーダーシップ、マネジメントというとどんなことを思い浮かべますか?
孫子の兵法や、その他歴史の本を読んで、その英雄たちの考えや解説に触れて思ったことです。
順を追って紹介させてください。
リーダーシップとは勝ちたいという意識の総量を増やすこと
リーダーシップというとこんな定義で考えます。
ある組織内や個人においての「勝ちたい」という意識を高めることがリーダーシップだと思います。
ではなぜそのようなことが必要なのでしょうか?
例えば日本の戦国時代、中国の三国志、戦国時代と「寡兵を持って大軍を負かす」という戦いはいつかあります。
桶狭間の戦い、官渡の戦い、河越合戦など…。
それらの戦いはなぜ「寡兵」で勝てたのでしょうか?
もちろん奇策奇襲がハマったということはあるでしょう。
しかし最も大切だったことは将兵の「勝ちたいという意識の総量」これが相手を上回っていたということでしょう。
非常に抽象的ですが、つまり奇策奇襲を実行する「人間のマインド」の問題です。
私はその「勝ちたい」という一人ひとりの意識を最大限まで高めることがリーダーシップだと思います。
当たり前ですが、「勝つ」ためには、「勝ちたい」と強く思わなければいけません。
勝つための方法論も大事ですが、「勝ちたいというマインド」を最大限に高めることが重要だとおもいます。
リーダーシップを発揮するためには?
ではそのためにはどんなことが必要でしょうか?
・勝利の定義をすること(Goalを決めること)
・なぜ「勝ちたいか」を明確に発信すること(何故そのGoalを目指したいかを発信すること)
つまり自分自身のポジションを明確にして、それを発信することだと思います。
リーダーシップというと皆さん一種のカリスマ的な統率力を思い浮かべませんか?
私もそれは否定はしませんが、それだけではないと思います。
まずは自分自身が「勝ちたい」と強く思うこと、そして何故かつ必要があるか、どうなったら勝ちの状態かを発信し続けることに「カリスマ」は必要ないと思います。
発信するためには、どんなことが必要だと思いますか?
まずはリーダー(あなた)自身がよいインプットを得ることを怠らないことだと思います。
・読書
・自分の考えをまとめてみる
・人と会う、意見を聞く
・自然に触れる
・芸術に触れる
etcこういったことを通して勉強を続けることです。
インプットを得ることはとても大切ですが、それ以上に大切なことは、得たことを自分の意見として消化し、周りにアウトプットすることです。
つまり自分自身の意見としてアウトプットを怠らないこと、自分の気持ちにしまっていてもリーダーシップは発揮できません。
なぜ勝ちたいか、なぜそうしたいかのアウトプットをし続けること、それがリーダーシップを発揮するための第一歩だと思います。
今日は長くなりましたので、次回はマネジメントについて自分の考えをアウトプットしたいと思います。
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