キッチン 家族の食の好みで収納を考える - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

横山 彰人
株式会社横山彰人建築設計事務所 
建築家

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対象:住宅設計・構造

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キッチン 家族の食の好みで収納を考える

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『建築家となら望みどおりの家が建つ』 建築家が明かす家づくりの極意 7-2
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建築家とつくる理想のキッチン 



キッチンをコミュニケーションの面から考えると同時に、収納の面から考えることもとても重要です。各家族によって、和食が中心だとか、中華料理をよくつくるなど食の好みは異なります。その場合、前者では和食器の細々したものをしまえる収納、後者では中華鍋の入る大きな収納が必要になってきます。また、食器について言えば、最低限の数だけあればいいと考える人、つくる料理に合わせて食器も変えたいと考える人、それぞれ収納の量や大きさは異なります。

使う人を限定しないシステムキッチンがあらかじめ付随しているハウスメーカーのプランでは、このような家族ごとに異なる食の好みや、料理をする人のこだわりなどで微妙に異なる収納に、十分対応できないことがほとんどなのです。使い勝手のよい収納は、効率よい作業につながりますし、どこに何があるのか整理されていれば、家族全員が利用しやすくなります。つまり母親だけがキッチンに縛られるのではなく、家族全員が料理に協力する体制を整えられるのです。

現代社会では、家族がばらばらに食事をとることに慣れてしまい、そのことに問題があるとは考えられないかもしれません。しかし、家族のコミュニケーションは、食事という行為によって生まれやすいことは事実でしょう。そういう意味でも、家族がともにキッチンで料理し、会話を楽しみながら食事をすることは、家族の円満な生活を支えるうえでとても大切なことだと考えています。






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N邸現場監理インテリア打合せ
N邸システムキッチン搬入
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