検定試験合格率。今と昔。

明石市のそろばん教室「アバカス速算」の田崎です。

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

よくインターネット上で全珠連（全国珠算教育連盟）と日商（日本珠算連盟）のみのH14年の検定規則改正前の内容のままで比較されていますので、特に差がある見取算・合格点を中心に下記に比較を掲載しました。 

 「アバカス速算」が加盟している全国珠算連盟と全国珠算教育連盟・日本珠算連盟は全く異なる珠算団体です。

検定試験の合格率について、昔の生徒が受験した時の資料が出てきました。

 平成12.2　3級合格率　37.3％　　1級　　9.7％ 

平成26.2　　　〃　　 49.5％　　 〃 　19.8％

 いずれも明石商工会議所での私が指導した生徒が受験した時の合格率です。

H12.2 今の全国珠算連盟の検定試験と同レベルの問題で伝票算を含み4種目での受験です。  

H14に検定規則改正されています。

H26.2の検定試験では伝票算がなく3種目のみでの受験です。

参考までに、主な検定試験の比較（3級）を載せておきます。

 全国珠算教育連盟（1種目7分）

　見取算１題、合計１０題　３～５ケタ7口、総字数２８字

　×÷見と伝票・暗算・応用から2種目、各100点以上で合格（150点満点）

日本珠算連盟（3種目を30分）

　見取算１題、合計１０題　6ケタ揃い10口総字数60字

　×÷見の合計240点合格（100・100・40でも合格可）　

全国珠算学校連盟(1種目10分)

  見取算１題、合計１０題 3～6ケタ15口、総字数70字

  ×÷見伝の合計280点合格　最下点50点（400点満点）

全国珠算連盟（1種目10分）

　見取算１題、合計１０題　3～6ケタ15口、総字数70字

　×÷見伝各70点以上で合格（400点満点）　　

「アバカス速算」は全国珠算連盟加盟教場です。

　全国珠算連盟の総合段位は必ず暗算ができなければ合格できません。

　合格しにくい＝レベルが高いということです。

※誤解のないように・・・連盟により問題に特徴もあり、それぞれ珠算の普及には力を入れられています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。