- 森岡 篤
- 有限会社パルティータ 代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
タワシでこすればある程度落ちるでしょうが、面積が大きいと大変です。
高圧洗浄は、建物外部や塀等の掃除の救世主で、非常に効率良く洗浄することができます。
外部洗浄は、住宅メンテナンスの第1歩と言えるでしょう。
高圧洗浄は、AllAboutで紹介されていますので、これ以外の事をレポートします。
その1
その2
私が使用したのも、ドイツケルヒャー社製の物ですが、家庭用売価1万円台の入門機ですが、
スペックは家庭用の範疇はどれもほとんど変わりません。
使用した機種は、軽量なので、楽に移動することができます。
私が高圧洗浄を知ったのは、かれこれ20年近く前ですが、洋館の石の外壁の洗浄で、それまでのサンダーで石の表面を削る方式に替わるもので、古い風化した部分のみ落とし、健全部は痛めない画期的な工法として紹介されていました。
それから数年後には家庭用高圧洗浄機をDIY店で見かけ、購入しました試してみました。
水量はそれ程多くないのですが、高圧で非常に細いノズルで水を噴射するため、強烈に汚れを落とし、驚いたものです。
ただ、ノズルが非常に細いため、広い面を洗浄するには、細いボールペンでベタ塗りするような感じで、かなり大変です。ノズルを太く調整すれば広く噴射するのですが、水の速度が落ちて汚れが落とせませんでした。
ケルヒャー社の製品は、サイクロンジェットノズルといって、水の太さは細いまま、高速で回転させることで、水の速度はそのままに、点でなく面で洗浄することが可能となり、効率よく作業することができます。
写真は、改修建物の外壁
屋根は、塗装鉄板瓦棒葺、外壁はカラーベスト塗装