- Style Reformer 小林俊夫
- Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
- 東京都
- ピラティスインストラクター
こんにちわ
フィットネスクラブでインストラクターとして
20歳の時に活動をし始めたのが
現在に至るまでのはじまりな訳ですが
今になっても
日々、「フィットネス」とはなんぞや?
ということを考えます
今まで、「フィットネスクラブ」といえば
いわゆる、ジム、スタジオ、プールの
3種の神器が揃った総合型クラブを
指すことが多かった訳ですが
最近、流行の24時間フィットネスは
それが良いとか悪いという事では無く
「フィットネス」という名前が付いているけれど
果たして「フィットネスクラブ」なのだろうか?と
そもそも「フィットネスクラブ」が提供する価値は
なんなのか?と
従来のフィットネスクラブと
24時間型のフィットネスクラブは
あきらかにビジネスモデルが異なる訳ですが
この2つが提供している価値が異なったとしても
それは同じ「フィットネスクラブ」という呼び名で
よいのでしょうか?
そんなことを自問自答しております
この神楽坂にも、1~2年前にジョイフィットさんが1店舗でき
更に500m程度の距離に
もう1店舗ジョイフィットさんが新たに出来ますし
各社が破竹の勢いで出店をしていることを考えると
市場はあるのだと想います
以前、何かのビジネス誌でみた所
某24時間フィットネスの入会者の半数近くが
フィットネスクラブ未経験者とのことですから
今まで運動していなかった層が
運動を始めるきっかけになっていると思われますし
そういった方々に運動の機会が提供できているのは
素晴らしい事だと感じます
また、それが適切なのかどうかは別にして
この業界でよく耳にする
3%以外に対して、アプローチ出来ているのだと想います
そして、「フィットネス参加率を増やしたい」という言葉も
色々な場所で聞かれますが
これは、「フィットネスクラブに入会し、そのクラブの
インストラクターやトレーナーの指導のもと運動を継続すれば
皆が健康に、幸せになる」という前提に基づいている話だと想います
現在のフィットネスクラブに入会をすれば
フィットネスクラブ通うお客様の目的は叶うのでしょうか?
健康は手に入るのでしょうか?
もし、その部分について
自分自身を含めた、フィットネスに関わる人間全員が
胸を張って「Yes」と言えないのであれば
「フィットネス参加率が増加すること」に
意味はあるのでしょうか?
そして、今までフィットネスクラブ未経験者の方が
24時間フィットネスなどが出来たことで
運動を始めるきっかけになることは
素晴らしい事なのですが
フィットネスクラブの始まりが
指導者のいない無人型のクラブであることは
その方の人生にとって、素晴らしい事なのでしょうか?
これから益々利用者のニーズが多様化する中
新たな業態もドンドンと生まれてくることと想いますが
儲かるからとか
市場があるからとかだけではなく
それが果たして、本当にその方の人生にとって
素晴らしい事なのか?
それを常に考える続ける必要があるのではないか?
フィットネスに携わる1人の人間として
日々、そんな自問自答を繰り返しながら
前に進んでいきたいと想います
としお