- ガラヴェル 伸子
- Chemin-h チーフ アドバイザー
- 留学アドバイザー
いや、どちらかというとパニくるタイプではないので、人生初と言っていいくらいなもんです。
……
子供2人を乗せて高速を運転していた時。時速は120キロぐらい。
バッテリーのランプがいきなりついたのでおかしいな?と思いつつも、特に運転に支障がなかったのでそのまま運転。
そうこうしているうちにビービービー!!とものすごい音が車内に鳴り響き、さすがにこれはやばい、なんかおきた!と思いました。
しかしそれでも運転に支障がない。
車は普通に走っている…。
ビービービーという音も鳴り止む。
…。…。
止まるべきか…。でも、もう少し行けば、すぐ高速出口があるのを知っている…。できればそこから出たい。
道路の端っこ(緊急時の所ではなくてただのやや広い道端)には出来る限り止まりたくないし。(ここに止って事故るケースが多いと聞く)
…。
さて、皆様こんな時、どうしますか?
と、まるで免許証の更新のための講習ビデオのような質門ですが。
実際にこうなると、「止まる?まだ行く?行ける!いやでも念のため…止まる?でもまだ100キロ速度は出てる、あと1,2キロ行ける!!」
という自問自答状態になります。
こうならないために、あの免許証更新の講習はあるのでしょう。
最初から答えを決めておきなさい、とね。
しかし、答えを知らなかった私はとりあえず普通に動くんだから、とそのまま運転していました。
なんとか次の出口から出たかったのです。
しかし!!
120キロで走っていたのに、少しずつ速度が落ちて行きます。110キロ…100キロ……。
アクセル踏んでいるにも関わらず、です。
あ、これは、車壊れたな、もう止めよう。
そう思ったら出口が見えてきました。
よし!あと多分1キロない!!
なんとかあそこから出れるはず!!
手に汗にぎり、後部座席でグーグー寝ている子供を乗せて、なんとか出口で出た頃には時速は40キロぐらいまで落ちていました。
やれやれ…。
しかしパニックになったのは、この場面ではなく、その後だったのです…。
(つづく)