広島土砂災害から11日目になります。
JR可部線を使い緑井駅で下車し歩いて八木地区に入りました。
ようやく心配していた方のお宅を訪ねる事が出来ました。
元気な姿と声を聞き安心しました。
幸いにお宅は土砂の直撃を受けずに無事でしたが、
周囲は土砂や濁流の影響を受けた爪あとが残ります。
「いやー、たすかったんよぅ」 「すごかったんよ」
地域の方やボランティアの手でお宅周辺は片付けられていました。
ここでは今日は片付けの出番はなさそうなので、
下流に移動しほんの少しお手伝いさせて頂きました。
用水路が土砂で埋まり少しの雨でもあふれ出しそうです。
入り組んだ地形のため、小さな重機で土砂をかき出していますが、
急がねば、次の大雨が心配です。
これから行かれる方の参考になればと思い、簡単ですが書き添えます。
場所によっては、ぬかるんでいるので長靴はあったほうがいいです。
軍手の内側に重ねて薄いゴム手をすれば手が汚れにくいです。
マスクは場所によっては必要です。
地域の方やボランティアの人向けの給水ポイントやトイレがあります。
自動販売機も場所によりますが動いていますし、コンビニもあります。
フルではなくてもほんの数時間でも、
声をかけて手伝ってと頼まれれば、お手伝いをする。
小さな力でも助かる方はまだまだたくさんいらっしゃると思いました。
明日からは、可部線も復旧の予定のようです。
このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
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