
- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
- 服部 哲也
- (SEO WEBコンサルタント)
- 竹波 哲司
- (Webプロデューサー)
そんな事をおっしゃる社長さんにお会いすることがあります。
ですが、そういう時に私はいつも
「いや、どんどん遊んでもらった方がいいんですよ。結果的に会社にとってメリットの方が大きくなります」
とお伝えしています。
中小企業のIT化で最も大きな障害となるのは、ユーザである従業員の方々がなかなか使わない。覚えないということです。
これでは、どんなにすばらしいシステムを導入しても、全く意味をなしません。
ITは道具でしかありません。
道具である以上、使ってナンボです。
使ってもらう為には、使うことで自分が便利になると理解してもらうことが必要です。
できれば、使うと楽しいと思ってくれれば、率先して使ってくれる様になります。
そのためには、少々遊びに使ってもいいと割り切ってしまうのです。
例えば、ノートPCとモバイル通信環境を従業員に貸与します。
そして、就業時間以外なら、プライベートでPCを使ってもよい。ということにするのです。
※ ただし、セキュリティ対策はしておく必要がありますが・・
そして、社内の遊び(イベント)を計画し、その連絡をメールで行います。
そうすることで、いままで消極的だった社員が、積極的に使う様になるのです。
また、ある会社では、タッチタイピング(キーボードを見ないでタイプすること)のコンテストを社内で実施し、全員が一気に達人になったという会社もあります。
その会社では、こんな告知をしたのです。
1ヶ月後の○月○日○時〜、全社一斉タッチタイピングコンテストを実施します。
優勝者に賞金1万円、チーム戦は部署単位で実施し、優勝部署にも商品券○円分を全員に進呈!
就業時間後なら、会社で練習してもOK
タッチタイピングの練習ソフトは、会社で購入したものを貸与
それまでは、ITなんて・・・とほとんど興味を示さなかった従業員達が、一生懸命練習に取り組み、あっという間に、全員がタッチタイピングできる様になったそうです。
ITの力を一気に高めるためには、楽しんでもらう仕組みを用意することが非常に有効であるという証左です。
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岡本興一