- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
私ごとで恐縮ですが、先日祖父が亡くなりました。
最期は苦しんだようではないのが、人との別れということが、深く考えるきっかけになりました。
祖父との思い出はいくつかあります。
幼いころに畑仕事に連れて行ってくれたこと。
軽トラックの荷台に乗せてもらい、風を受けながら田園地帯を疾走し、とても気持ちが良かったこと。
祖父は荷台から決して手や顔を外に出すんじゃないよと言いながら、都会から盆に来る幼い私を弟を
都会では決して味わえない、爽快な緑の中に連れて行ってくれました。
成人してからのこと。
中高となかなか祖父のところには行けていなかったのですが、大学を卒業するころには
定期的に帰れるようになりました。
成人してからは、祖父の体調のよいときには何度かお酒を酌み交わしました。
多くを語る人ではなかったのですが、若いころの戦争の話、「戦争は人を変える」と
しみじみと語ってくれたこが、心に残っています。
特に思い出深いのは、この二つです。
大切な人との別れ、これは人生の中で必ず経験しなければいけないことです。
ただそのお別れは、一時的なこと。
その人との思い出を、いつまでも大切にして、たまには共通の人と、その思い出を語ること。
そうすることで、思い出の中でお別れした人も生きています。
そうすることで、大切な人との別れとも、正面から向き合おうと思いました。
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