健康人の大便で新治療法 - 心と体の不調全般 - 専門家プロファイル

荒木 健治
自然治癒力研究所 代表
愛知県
心理カウンセラー
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健康人の大便で新治療法

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 朝日デジタル(2014.5.10)に、とても健康人の大便を使った治療法が掲載されていました。

 便移植は欧米で研究が進む。昨年、米医学詰ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された論文では、難治性感染症の患者約40人を従来の薬による治療と便移植とに分けて経過をみたところ、前者は20~30%しか治らなかったのに対し、後者は94%に効果があった。

 下痢や腹痛などを繰り返し、薬で治らない腸の病気に悩む患者の腸に、健康な人の便を移す臨床試験を慶応大病院が始めた。 患者の場内では免疫力を高める細菌などが適切に働いていないが、菌の宝庫である便を移植することで、症状が治まる可能性がある。
 人間の腸内には数百種類、数百兆個の細菌がすんでおり、免疫や栄養素の分解などにかかわっている。 しかし、大腸粘膜に潰瘍ができる潰瘍性大腸炎など腸の病気の患者では、細菌の種類も個数も少ない。
 方法ば、便を生理食塩水と混ぜてフィルターで濾過した液体を注射器に入れ、50~300グラムほど内視鏡で
大腸に注入する。 提供者は配偶者か2親等以内の家族としている。 注入後は、副作用の有無や白血球の増加などを調べ、3ヵ月後に症状の改善状況を確認する。 治療後の患者と提供者の便を遺伝子解析し、菌が定着しているかも調べる。



 移植というとまず臓器をイメージしてしまいます。移植される臓器は、他人のかけがえのない、代替できないものですね。 この移植法は、腸内に生息する他人の微生物群を、大便つまり排泄物からいただこうとするものです。 日常的にトイレで捨ててしまっているので、「かけがえアリ」で、痛みも苦痛も伴いません。あるとしても他人に見せるのが、少し恥ずかしい程度です。
 この治療法は現在、薬で治らない病人を対象としています。
「薬で治らない」のに「腸内細菌で治る」とは、・・・
西洋医学でいうところの根拠、エビデンスは、いずれ見つかるかもしれないが、見つからないかもしれない!?

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