では今回も引き続き、おしゃれをテーマにお話しをさせて頂きましょう♫
ちなみに、この私のおしゃれの基本となるものは、私自身が普段の日常の中に「持てたら良いな~♫」と思っているものでもあります。_(_^_)_
皆様は、普段どんなものをおしゃれに着こなしていらっしゃいますか?(^^✿
私がおしゃれだと感じる方は、ご自分の個性や素材(肉体的特徴)をご自身で熟知されておられて、それをいかに美しく見せるかという絶妙なバランス&色彩感覚を取り入れながら、ご自分を素敵に演出されておられる方ですね~。☆彡
自分は勿論、見て下さる方達にも「お似合い」と思われる様な着こなしができていたら素敵ですね! (^^☆彡
着こなしと言えば・・・。
私が現役のバレリーナだった頃は、舞台の度に色々な種類の衣裳を身に着けたものですが、そこでいつも自分が心がけていた事がありました。
クラシックバレエの衣裳というものには、時代によって生まれた、いくつかのスタイルというものがあります。
役柄によっては "芸術品" と思われるほど繊細且つ華やかで、とてもゴージャスなデコレーションの衣裳を身に着ける時もあります。
又、私自身がその美しいバレエ衣裳に魅せられて、いつしか自分で衣裳をデザインして手作りする様になり、それを自分で身に着けて舞台に立って踊る事が、自分に取っては最高のおしゃれだと感じていたものでした。☆彡
そういう事を楽しみつつも、私がいつも心がけていた事。
それは、「衣裳に頼らない」という事でした。☆彡
これは普段の生活でも言える事だと思うのですが・・・。
本当におしゃれな方というのは、例え安物を身に着けたとしても高級品に見えてしまったり、イミテーションの宝石でも、その方が身に着けると本物に見えてしまうという様な "魔法" を持っていらっしゃる方だと思うのです。
そしてその魔法の不思議は何から生まれるかと申しますと、それはその方の "見えない肉体"(オーラ=雰囲気)で着こなしていらっしゃるという事からなのです。《゚Д゚》☆彡
本当におしゃれな人というのはその様に、シンプルなものでも、ゴージャスなものでも、見事にご自分のものにしてしまうオーラをお持ちの方なのだと思います。《゚Д゚》☆彡
そういう本物の着こなしのできる方が、私に取って最高に "オシャレな人" という事なのです。♔~☆彡
「中身のある本物のバレリーナは、例え何の飾りも無い真っ白でシンプルなチュチュ(※バレエ衣裳の呼び名)で舞台に立っても、その存在感だけでお客様を魅了し、華やかに見えてしまうものである」という事を、私はいつも心に大事に思いながら、舞台に立っておりました。 _(_^_)_
そして私は、それは私生活でも同じだと思っています。☆彡
ちなみに私の理想は「シンプルなTシャツとジーンズでも、おしゃれに見える」おばあちゃんになる事なのかも!?(笑)(^^♪
年齢を重ねてしわくちゃになっても、おしゃれの基本 "清潔感" だけは持っていたいなぁ!と思う私でありますが・・・。
果たして!?(笑) ☆_(_☆_)_☆
(何とも、ファンタジーのある刺繍ワッペンではございませんか~?♫ )♡_(_♡_)_♡
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年