- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
仕事をなさっている方であれば、必ず「お客様」と接していると思います。
・盛業の方であれば、得意先や新規のお客様
・管理業務の方であれば、社内の別部門の方
のように。
また上司の方であれば、メンバーの方はある意味「お客様」ですし、メンバーの方にとっては上司がある意味「お客様」になると思います。
視点を変えると、自分と接する周りのすべての方が「お客様」とみて取れると思います。
ではその「お客様」とどう接するべきか?
これを考えてみましょう。
お客様は「神様」か?
お客様は、あなたはあなたの会社に何を期待して声をかけてくださっているのでしょうか?
わかりますか?
私はお客様が声をかけてくださる唯一の理由は、「専門家として期待し最適なアドバイスや提案がほしい」これだけだと思います。
例えば、あなたが車のセールスをしているとします。
お客様に声をかけられたら、どんなことが知りたくて声をかけてきていると思いますか?
・子供が小さいうちのお勧めの車はないか?
・アウトドアに出かけることが趣味で、どの車がいいか
など、専門家にアドバイスや提案がほしくて、声をかけてくださっていると思います。
確かにお客様の「声」は「神様の声」だと思いますが、誤解を恐れずに言えば、お客様自体は「神様ではない」です。
お客様自体は答えを持っているわけではないですし、あなたにその答えを求めて声をかけてくださいっているわけですからね。
お客様にとっては、「あなたこそが神様」に見えているかもしれません。
お客様とどう接するか?
変に自分を上に見せたり、必要以上にへりくだるということは必要ないと思います。
なぜならお客様はあなたを「専門家」と見込んで声をかけてくださっているのですから。
お客様と同じ目線で、ニュートラルに接することが大切です。
同じ目線、ニュートラルとは何か?
・お客様にとってのメリット、デメリットを公平に伝える
・できること、できないことをきちんと伝える
・自分の意見が絶対に正しいと思わない
・お客様の意見が絶対に正しいと思わない
こういうことだと思います。
例えば先ほどの車のセールスで考えると、
・子供が小さいうちのお勧めの車はないか?
⇒ 小型のワンボックスカーがいいと思いますが、お子さんが大きくなると少し手狭になるかもしれませんね。
・アウトドアに出かけることが趣味で、どの車がいいか
⇒ 少し燃費が良くないですが、パワーのある四駆がいいですね。
このように何かに偏ることなく、公平な意見を伝えるこれが重要ではないでしょうか?
今回はどちらかというと営業の方向けの例を挙げましたが、社内の方、上司、メンバーに対しても同じことが言えると思います。
お客様への接し方で迷っている方、是非実践してみてください。
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