- 藍原 節文
- 株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
営業を仕掛けてくる営業部門の営業活動をみていて、特に営業の
事に関して感じることが多く、コラム展開していきたいと思います。
ちなみに前々職で店頭呉服販売をしていた経験、TEL営業をしていた
経験、現在、新規獲得のために飛び込み営業やTEL営業を実施しなく
ても大きく売上を上げている経験も生かしたコラム展開をしていき
ます。
題して「営業をしない営業手法とは?」
実際に全く営業をしないわけではありませんが、相手から営業して
いると思われないような営業をしていく、ということをポイントに
いくつか事例を挙げながら、話して行きたいと思います。
この「営業しない営業手法」には、いくつかのポイントがありますが、
それは次回以降にして、まずは、自社内で、以下のことが揃っている
のか、チェックしてみてください。
<商品に関して>
■相手にとってわかりやすい商品ですか?
■他社との明確な差別化が出来ていますか?
■相手に大きなメリットや利益を与える商品になっていますか?
<営業ツールに関して
■名刺は相手にインパクトを与える名刺になっていますか?
■名刺にはしっかりと営業内容などの特徴が記載されていますか?
■会社概要・商品パンフは分かりやすい内容になっていますか?
■訴求ポイントが一目で分かるパンフレットになっていますか?
<営業社員に関して>
■商品や会社名ではなく自分を売り込んでいく営業が出来ますか
■商品・会社に対する愛着がありますか?
■将来の自分の人生設計が出来ていますか?
■現状に満足せず、先をみた動きが出来ていますか?
いかがでしょうか?商品、営業ツール、社員ともに、営業を主体と
する企業であれば、当然のことしか書いていませんが、これが
できていない企業が多く存在するのが現状です。今一度、自社の
営業に対して、上記のことをチェックしてみて、不足している部分を
補ってみてはいかがでしょうか?
次回以降、実際に「営業しない営業」がどのように行われているのかを
説明していきたいと思います。