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注文住宅か建売住宅か？・・１
これ、先日うけたご相談なのです。
注文住宅にするか建売住宅にするか悩んでいます・・
どちらが良いのでしょうか？
お悩みになると言うことは注文住宅をお建てになることが出来ると言うこと。
ならば考えるまでもありません・・
絶対に注文住宅にすべきです。
注文住宅と建売住宅の違いっておわかりでしょうか？
注文住宅というのは文字通り注文を受けてから建てる家のことです。
こういう家をという注文を皆さんが住宅メーカーや工務店に依頼してから建てられることになります。
建売住宅というのはこういう家が売れるんじゃないと売り主が建ててから売る家のこと。
もう出来上がっている家を見てから文字通り買う家のことです。
そう・・
この違いは間取りやデザインが自由になるとか何とかではない材料がどうとかいうことでもないのです。
これから建てるのか？
もう出来ているのか？
につきます。
それぞれの長所・短所について考えてみましょうか。
まず注文住宅の長所。
自由な間取りが出来る・・
まあこれって自由っていってもメーカーハウスなんかの場合は決まった間取りから選ぶだけで、相手の手のひらの上で転がされてるだけみたいなのが多いのですが。
デザインが選べる・・
これも選ぶって言うよりはメーカーを選べばデザインが選ばれるに近いのでしょう。
材料や機器が選べる・・
いやはやこれもメーカーハウスの場合は決められた何種類かから選ぶだけなんですがね。
なんかこうしてみると注文住宅にしたからって何にもたいして変わらないじゃん？
いいとこなんて建て売り住宅といっしょじゃない？
なんて気もしてきましたか？
まあそれはとにかく・・
間取りにしてもデザインにしても材料機器にしても・・
要望を込めた家を造ることが出来ます。
欠点としては・・
建て売りよりも値段がお高くなる。
そして先に実物がないので想像してお願いするしかない。
なんてことがあります。
対して建売住宅の長所。
とにかく値段が安い！
本当に安いのかどうかは別の話としてですが・・
そこにある家を見て確認して買うことが出来る。
見えるのは実は表面の見えるところだけなんですが・・
建売住宅がよいのでは？
と考えられる方がいらっしゃることの根本は何かと言えば・・
この実物を見て買いたい・・
と考えられることにつきるようです。
本来の建築というのはこれから建てる物であって買う物ではないのですが・・
建売住宅だけは車や家電と同じように見てから買うことが出来る建物なんです。
Atelier繁建築設計事務所ＨＰ
よもやま建築日記～家づくりの現場から～
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