うつになりたがる人たち

こんにちは。

産業カウンセラーの萌ちゃん先生です

昨日は、受診したがらない方々を

受診につなげるには・・・

について書きましたが

今日は、

受診したがる方々の特徴を

お話ししたいと思います。

誰でも、落ち込むことはあります。

嫌なことがあった

傷つくことを言われた

好きな人と喧嘩した

そんなことがあったら

気持ちが落ち込んだり

食欲がなくなったり

眠れなくなったり

落ち込んでいるのですから

当然の反応です。

健康だから

健全だから

そうなるのです。

少しの落ち込みなら

一晩眠れば

数日あれば

回復するかもしれません。

でも、

とてもショッキングなことだったら？

凄く辛いことだったら？

とても、1日や2日では

回復できないと思います。

でも、これは病気でしょうか？

最近、

精神科医の先生に聞いた話ですが

彼女に振られて辛い

うつの薬を下さい。

と言って来る患者さんかいる。

以前は、こんなこと考えられなかった。

確かにうつ状態では

あるかもしれません。

でも、病気でしょうか？

ま、恋の病という

表現もありますけれど…

気持ちが苦しいのは病気だから

毎日がつまらないのは病気だから

病気といってもらえたら

ちょっとホッとする

だって仕方ないもん

病気なんだから

その結論が欲しい方々がいます。

ちなみに私は、

部屋を片付けるのが苦手。

とっても苦手。

テレビで見たことある

ごみにあふれた部屋

いやいや流石に

ここまでひどくない

でも、片づけられないって

病気だって言ってた

ADHDとかっていう病気

私が心理療法に関する

職業についてなくて

その病名を初めて聞いたとしたら

なんだ私

病気だったんだ

病気だから

片付けられないのは

仕方のないこと

もしそんなふうに思ったら

片付けない大義名分があって

私は楽になれる気もします。

でも、実際

片づけられないのは

病気ではない

単に面倒なだけ

ついつい後回しにしてしまうだけ

です。

それが病気というのなら、

私が、明日からダイエットすると

心に決めて

いつまでたってもダイエットできないのも

病気なのかもしれません。（笑）

本当は、

向き合わなければらない問題

やらなくてはならない仕事

それから逃れるために

うつになりたがる人たちがいます。

自分の欲しい診断書がもらえるまで

病院をまわります。

ドクターショッピングといいます。

いつも走り続けていることはできない

休むことは大切

でも、その方法は、

うつになることじゃない！

それを、現場にいて

強く強く思います。

生きていくことは

大変なこと

自分のこころと向き合い

自分の問題を自分でとらえ

自分のペースで解決していく

そんな、自分自身の力を

思いだしていただくためにも

カウンセリングは、有効だと思っています。

萌ちゃん先生でした