最低賃金の引き上げと格差問題 - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年10月04日更新

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最低賃金の引き上げと格差問題

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ニュース快説
厚生労働相の諮問機関・中央最低賃金審議会の小委員会が
本日(8月5日)、地域別の最低賃金(時給)の今年度の
引き上げ額の目安を15〜7円とする事を決めた、という
ニュースが流れていました。

以前も、この最低賃金の引き上げについて、コラムで取り
上げましたが、10月中に新基準が適用される予定という
事で、対象となる方にとっては、本当に良かった、という
思いではないでしょうか。

地方で、低賃金ながらも、きつい労働に従事している方は、
決して、贅沢を望んでいるのではなく、普通の生活を不安
なく送りたい、という、その一点だろうと思います。

今回、労使でこういった合意が導き出された背景には、今
日常的な社会問題として認識されつつある「格差問題」が
あるようです。

さらに、論議が進み、労使で折り合える、何らかの明るい
ヴィジョンが提示される事を、心より期待したいものです。

先日も、総理が新閣僚である経済関係の大臣に、早急に
経済復調のヴィジョン(政策提言)を示すように、という
注文を出したようですが“政権拮抗の緊張感”が生み出す
効用としては、まずまずかなと感じています。

8月の暑い夏は、まだまだ続きそうですが、日本のトップ
としてそれなりの立場にある方々には、申し訳ないですが、
もう一汗かいていただき、全国民に潤いの秋を迎えさせて
いただきたいものです。

新閣僚の皆様、何卒宜しくお願い致します。m(_ _)m


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