
- 横山 彰人
- 株式会社横山彰人建築設計事務所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
収納の大きさと形は各家庭によって千差万別
新しく家を建てようとする人のなかで、「つぎはできるだけ収納スペースの多い家が欲しい」と希望する人はたくさんいますが、実際は、現在の家の収納でも大きさとしては十分な場合が多いのです。
ハウスメーカーでも、最近では大きなクロゼットや押し入れをつくる傾向にありますが、問題なのは収納スペースの大きさではなくて、しまいたい場所に適当な大きさの収納スペースがあるかどうか、ということです。その点については、まだまだハウスメーカーも画一的と言わぎるをえないでしょう。
各家庭によって持ち物はまったく異なるわけですから、収納の大きさも形も、本来なら異なるはずです。収納も生活習や生活スタイルに沿って考えなければなりません。
読書の欠かせない家庭なら、普通の本棚だけでは足りないでしょうし、レコードの収集が趣味だという場合や、アウトドアでの活動が趣味だという場合であれば、それなりの収納が必要になるでしょう。生活習慣や生活スタイルに応じた収納をつくるのはもちろんのこと、基本的な部分でも考えなくてはならないことがたくさんあります。
つづきは『使いやすさを追求した収納は部屋のアクセントにもなる』で解説いたします。
横山彰人のその他リンク
横山彰人Blog『建築家のスケッチブック』
横山彰人建築設計事務所ホームページ
横山彰人建築設計事務所リフォームホームページ