【最幸ビジネスモデル】対応できない事が起こると。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】対応できない事が起こると。

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 【最幸ビジネスモデル】  2014.7.17 No.0903
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■今日のテーマ
 対応できない事が起こると。
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先日、友人から紹介されて
初対面の方とお茶?打ち合わせ?しているとき
ふと、話したエピソード。

5年も前の話し。

息子が小学1年生の時、校長室で。

私と息子のテーブルの向こうには
校長・教頭・担任が並んでいた。

先生方は息子に

「見てご覧。6年間でこれだけの
 漢字を覚えないと中学生になれないんだよ。」

と資料を見せながら説明していた。

私は心の中で
漢字知らないけど、
私は42歳(当時)になれているけれどね。
と突っ込んでいたけれど、口は出さず。

先生達の話に
少しづつ青ざめていく息子(笑)

真面目に聞いていた息子がふと

「でも僕、
 地球から月のまでの距離は知っているよ!
 38万キロでしょー。」

すると、

「星くん、すごいね。
 それは4年生で勉強することなんだよ。」

私は心の中で、
ただ、興味があって覚えただけで
何年生に習うとか、だからすごいとか
分かんないし・・・と思ったけれど口には出さず。

こんなやり取りを横で聴いていた私は
何かがこみ上げて来て

ついつい・・・

おもいっきりジェスチャーつきで

「りょうくん、てーーーんさいっ!」

と頭の上で指を回した。

すると、その瞬間・・・。
空気が固まり、先生達も固まった。
文字通り、動きが止まったのだ。

しばらく時間が止まったあと・・・

息子は、とっても冷静に

「お母さん、
 ここでは、そういう事を言っちゃいけないよ。」

と。
その息子の一言で、
固まっていた空気が動いたのだが、

なんと。

先生方は、全員が
その私の行動を、
まったくなかったものとして
会話を始めた。

その時間をすべて消去して
その直前からの時間を始めたのだ。

あぁ、
まったく対応不可能な事が起こると
人間は消去できるのかーーーー!
なんて、おもしろいのだろう!!!

と校長室での出来事を愉しんだ記憶がある。

そして、
親が天然なほうが
子どもはしっかりするのだなぁ・・・とも(笑)

 余談だけれど
 別れ間際、最後に、担任が
 「星くんは今日、
  校長先生に褒められたんだよ。すごいねー。」
 と言った。
 私は、未だに、どうして校長に褒められたら
 すごいのか、まったく分からない。
 息子は、誰に褒められても褒められなくても
 最高だもーーーん。

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■今日のまとめ

 人は、まったく対応不可能な事が起こると
 その事をなかった事にできる。
 学校に行って、それを学んだ。

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