- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
2014年ももう7月、半分が過ぎていますね。
私は月間5~10冊くらいの本を読みます。
この半年で読んだ本の中で、特に良かったものを5冊紹介させてください。
※今年出版されたものばかりではないのであしからず。
HONDAの創業者、本田総一郎さんが書いた本ですね。
一つのテーマが3,4頁ほど、自分の考え・哲学をエッセー風に書いた非常に読みやすく、大変面白い本です。
彼自身の哲学がどんな体験や、どんな興味に根ざしているのか、を書いています。
これを読むことで、改めて自分の「哲学」が何であるか、その「哲学」が自分のどんな原体験に基づいているのかを改めてリフレクションする機会をいただけた本でした。
本田さんの本を読んで、コンビだった藤沢さんの本もと読んだ本です。
こちらも自らの体験と哲学を分かりやすく書いた本です。
本田さんの本もそうですが、自分の哲学を体験に基づいて分かりやすく語ることができる経営者、ビジネスパーソンは非常に格好がいいなあと思いました。
「技術の本田」「その技術をビジネスにする藤沢」という二人三脚、私とクライアント様の関係もこのように互いを補完し合える、そんな関係でありたいです。
こちらは脳科学の本です。知的好奇心を限りなく刺激された本でした。
なかなかとっつきにくい話しなので、どうかなと半信半疑で読んだのですが、大変面白く一気に読んでしまいました。
脳が行動を規定しているのか、行動が脳を作り上げているのか?感情がどこから来るのか?意識と無意識の違いとは?記憶とは何か?
副題に「中高生と語る大脳生理学の最前線」とあるくらいなので、こういった話をどんな人でも分かるように書いている本です。
すべての学問は「脳科学」でつながるのではないかなという空想も広がる本当に興味深い本でした。
とにかく歴史というと、「日本史」「世界史」、「西洋史」「中国史」、「古代史」「中世」「近現代」など分けて考えてしむ傾向があるのは、私だけでしょうか?
そのような偏見のあった「歴史」を地理的なつながりや年代的なつながりを持ってみると「奥行き」が広がるという面白さを気付かせていただいた本です。
中国の則天武后と日本の推古天皇がどうつながるか、世界の主要国GDPが年代によってどんな推移をしているか、まあその変化の分水嶺がどこにあったかなど、つながりを持って考えるヒントが満載です。
私も日本人なので、私が考えるパターンにはどんな歴史的背景があるのか、これを知りたく思い手に取った本です。
・日本における「カミ」とは?
・一揆とは何か?終身雇用と一揆との関係性とは?
・何故日本人は「勤勉」といわれるのか?
など、日本人が「正しい」と考える物事の裏側にはどんな歴史的背景があるのかを解説しています。
分厚い本でかなり読みでがありますが、これからグローバルで戦っていかなければいけない時代に、我々日本人のアイデンティティーがどこからきているのかを知っておくことは大変重要だと思います。
うーん、こう見直すと、少し偏った本の読み方になっているかもしれませんね。
半年後同じような紹介をするときには、紹介する本のジャンルがもっとバラけると自分知見がもっと広がるような気がします。
ただ読書を通じた「旅」は,
時代や場所を超えて、賢人たちの言葉に触れられる代えがたい「機会」ですね。
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