雨音・・。 - 住宅設計・構造全般 - 専門家プロファイル

杉浦 繁
Atelier繁建築設計事務所 代表
愛知県
建築家

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対象:住宅設計・構造

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閲覧数順 2017年11月24日更新

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建築から出る音・・4





人間というのは勝手な物で・・


道路やお庭に落ちる雨の音は・・

まったく気にしません。


それどころかシトシトとかピチャピチャとかいって芸術的だとする人までいらっしゃる。




が・・

これが屋根に当たる雨音となると・・




うるさくて寝れない!




と言われることになってしまいます。




いやはや・・


これも人がどう感じるのか?

どこまでなら許されるのか?

ということ・・




同じ屋根でもうるさいと言う人と、何も気にしない人がいらっしゃるのです。

困った物です。






屋根に当たる雨音をできる限り小さくするのには雨が当たっても音を発しにくい屋根材にしなければなりません。



一番いいのはコンクリート・・


つまり鉄筋コンクリートの家にする、ようするにお金がとてもかかる。

木造などで屋根だけコンクリートは不可能です。


あ・・

不可能という言い方をするとまた怒られますね、出来ますがそんなことするなら全部コンクリートで造った方がはるかに安いです。




それから瓦などの重い屋根にする・・


雨音は小さくなりますが、屋根が重くなるので耐震的にはあまり喜ばしくはなりません。

軽量瓦にすると結局フルベストなどと同じことなのです。




それか塩化ビニールやゴムなどの柔軟な屋根材にする。


これは陸屋根でしか出来ませんので木造などでは雨漏りの危険性が高まります。

それからババババ・・とかパンパンパン・・なんて音は減りますが結局音はします。





つまり・・

み~んな一長一短あるのです。


こちらをとればあちらが立たず!


どうしてもと言われればそれを選択してもらわなければなりません。





ただ・・


昨今の日本で一番多い屋根材であるフルベストなどはどんどん進化して雨音は小さくなってきています。




最も雨音の大きくなる金属系の屋根でも・・


昨今は遮音型の屋根がどんどん出てきて以前の金属板単板の屋根に比べれば雨音は雲泥の差になってきました。






あとは・・


そう、あなたがどこからうるさい!と思い・・

どこまでを気にもしないのか?


ということ。




大雨の時は外の雨音で屋根の音もくそもないはずなのですから・・










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