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建築から出る音・・３
風きり音・・
これはわかりますよね。
風が吹いた時に・・
ピュゥ～～～
とか・・
ヒュル～～～
とか聞こえてくる音。
風が強い時はしょうがない。
風自身の音も合わさりますから。
マンションなどのビルの場合はこの風きり音が出やすい。
なぜなら高いところは思いの外に風が強いから・・
それと風が舞うために風が横向きや上から吹くだけではないからです。
ビル風が下から吹き上がるとサッシの水抜き穴などに吹き込んで・・
ピュゥ～～～
となる。
このためにマンションなどのビルではサッシや手摺りなど全て住宅用とはまったく違う物を使います。
もちろん風圧に対するためもあるのですが・・
安いからと住宅用などを使うと後で痛い目に遭うことになります。
住宅の場合にもし風があるわけでもないのにこの風きり音が大きいようなら・・
さらには何かがバタバタと風ではためいているような音がしたら・・
すぐに工務店を読んで調べてもらった方がよいでしょう。
どこかに穴が開いているか施工不良がある可能性があります。
建物には・・
風の通るべき部分・風を通している部分・・
と、
風が通ってはいけない部分・・
とがあります。
風の通るべき部分では音はしないはず。
音がするのは風が通ってはいけない部分です。
ただ・・
雨漏りなどと同じで・・
その原因をはっきりさせることは非常に難しいのです。
Atelier繁建築設計事務所ＨＰ
よもやま建築日記～家づくりの現場から～
http://ameblo.jp/ateliershigeru/
