ちょっと、むねが おどります。
本日、地下・耐圧版のコンクリート打設工事でした。
まだ硬化していない コンクリートを 生コンクリート といいますね。
実際に現場に届いた生コンクリートは、性能が妥当か、即 試験します。
もちろん、施工者とは利害関係のない 第三者機関がです。
スランプ フロー値 空気量 温度と、試験の内容の詳細は専門書にゆずるとしまして、大事なことがもうひとつ。
テスト・ピースの採取です。
コンクリート は 硬化後 日々ゆるやかに強度を増します。
設計で設定されるコンクリートの強度(設計基準強度)とは、打設後28日目での強度のこと。
現場に届いた生コンクリートが、本当に28日目に設計基準強度が確保されるか、実際に潰して確認しなくてはいけません。
( 試験結果写真の左にある 3つの筒がそれです。)
打設の作業は、おまつりのようで 派手 ですが。
確認作業は、地道なものです。
(2005.11.21)
このコラムの執筆専門家
- 岩間 隆司
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社ソキウス 代表取締役
スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅
都市の厳しい条件のもとでも、住宅や集合住宅を実現させてきました。住宅計画における制約は、生活空間に個性が生まれる、ひとつの契機として、ポジティブにとらえております。
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