マウスピース矯正で、開咬を治すことは可能ですか？

【質問】
マウスピース矯正で、開咬を治したいと考えています。開咬のため、話す時舌が見えるのが本当に嫌で、悩んでいます。
ワイヤー矯正は、矯正装置を裏側についたり、目立たない透明なものがあるみたいですが、ワイヤー矯正は抵抗があります。
23歳、接客業をしてるため、ワイヤーでは、矯正したくありません。

マウスピース矯正は、 マウスピースを提供している会社や研究所は複数あり『インビザライン』『ア ソアライナー』『アクアシステム』『ストレートライン』『DENマウスピース』などがあると掲載されていました。
たくさんの種類があり驚きました。どの種類がいいか教えて下さい。

あと、開咬ってどんどん隙間が大きくなったりしますか？
小学生の頃から、開咬と言われていましたが、隙間が大きくなったように感じます。
自分で気をつけることがあれば、教えて頂きたいです。


【回答】
返事が遅れて申し訳ありません。
実は、どう返事すべきか、思案しておりました。

結論から申し上げれば、開咬（オープンバイト）をマウスピース矯正で治すのは大変難しいと考えております。
開咬（オープンバイト）は矯正のケースの中で最も難しいものの１つで、多くの症例で抜歯が必要となります。
また、マウスピースの矯正でも歯の前後的移動は出来ますが、一日に18～20時間使用しなければ効果を得ることは出来ません。
つまり、治るか治らないかは、患者様次第ということになります。
マウスピースの種類は多くありますが、その効果については基本的には大きな違いはありません。

したがって、開咬（オープンバイト）はワイヤー矯正で治療する必要があると考えます。
ただし、私の意見と異なり、『インビザライン』で、開咬や抜歯ケースの全てを治療可能であるとする先生もいますから、ネットで調べて受診されてはいかがでしょうか？

ご期待に添える回答が出来ず申し訳ありません。