- 佐藤 陽
- FPオフィス ケルン
- 千葉県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
台風の被害が広がっているようですね。
僕の住む関東地方はこれから台風がやってきます。
大きな被害が出ずに済むことを祈ります。
ところで住まいの購入を考えている時に地震や台風などで被害を受けた様子を見てしまうと
やはり災害に強い建物かどうかという点も気になりますよね?
阪神大震災や東日本大震災後は耐震性能にも関心が向かいました。
メーカーによっては「全壊 半壊ゼロでした!」なんて垂れ幕をモデルハウスに下げたり、モデルハウス内での案内の際に
さりげなくアピールしてきたりしていました。
一方で多くの方が被害を受けたり、亡くなった事実を踏まえて、そこをアピールポイントにして販売することを自粛していたメーカーもあります。そんなメーカーも実際には「全壊 半壊ゼロ」だったりします。
アピールするかどうかは企業の判断ですが、その情報をどう受け取るのかはお客様の判断です。
売り手からの情報のウラを取るって内容によっては難しいですが、可能なら実践してみるといいことがあります。
それはやはり経験者に話を聞くことです。
知り合いの中に自分が検討しているメーカーで建築をした方がいるとベストですが、もしいなく場合は建築中の現場を担当者に紹介してもらいましょう。もっと可能なら引渡し済みお客様を紹介してもらいましょう。
建築中の現場はともかく、引渡し済みお客様を紹介するってやはりきちんと信頼関係が築けていないと難しいです。
仮に不満をもった状態でお住いの方であれば、協力もしてくれませんから。
そこで紹介してもらえるかどうかもそこのメーカーの評判を間接的に推し量ることができます。
建築中の現場の場合、一度は営業マンが案内してくれるかもしれませんが、場所を覚えておいて、営業マンには
内証でまたその現場に行ってみましょう。
ベストは現場の職人さんたちが休憩をしている10時ころ お昼頃 15時頃でしょうか?
見た目はちょっと怖そうな職人さんも話をするととても気持ちの良い方が多いです。
「職人さんの目から見て、そこのメーカーの建物ってどうなの?」なんて話を聞いてみると、結構本音トークが出てきたりします。
「ここのメーカーの現場監督はとにかく厳しくて職人泣かせなんだよ。ここの部材の狂いなんて、業界的には〇〇mm位は許容範囲って言われるのにそれより厳しいんだよ」
なんて愚痴がでるかもしれませんが、逆を返すと現場にそれだけ高い要求をしているということでもあります。
「いやー ここはとにかく早く現場を終わらせろって、うるさいんだよ。」
なんて言葉が出てきたら、工期を短縮することだけを考えて、もしかしたら仕上がりなんて高いレベルでは要求していないかもしれません。
現場で話を聞くって、やはり重要です。
僕もお客さんの建築中の現場に行っては大工さんとしゃべっていたりします(笑)
それで色々とそこのメーカーのことなんかを教えてもらったりします。
やっぱり現場って面白いです。
もしご近所に工事現場があれば是非、立ち寄ってみてください(自分はなに屋だ?)