◆これからの高齢者施設

インテリアコンサルタントの石井純子です。
ライフオーガナイズからインテリアコーディネートまで、ステップに応じてアドバイスしています！

人が暮らす場所。

時代とともに変化がありますね。

賃貸住宅も、いまや無難なインテリアでは入居者が集まりません。

個性的なしつらえがあったり、しっかりとしたコンセプトを基にコーディネートしたり、いかに差別化するかで勝負が決まります。

そのような流れは、高齢者用の施設や住宅にもやって来ています。

いかにも高齢者向け。

そんなデザインやインテリアでは、やはり選ばれないのです。

高級旅館風。

古民家風。

カジュアルでポップ。

エレガント。

プロヴァンス風。

一見何の建物？と思うような建物が増えています。

外観ばかりではありません。

内部には、足湯コーナー、ネイルサロン、カフェ、カラオケなど、それはもうテーマパークかと思うほど。

「通わされる」場所から「通いたい」場所へ。

大きく変わってきているように思います。

そうやって、自分の意識が変わることで、気持ちが前向きになれば、より健康でいられるし、毎日が楽しくなると思うのです。

高齢者施設に携わることが増えてきて、時代の流れや変化、そしてこれからの「暮らし方」についても、あれこれ考えるきっかけになっています。

私が施設にお世話になる頃には、どうなっているでしょう？

老いは止められないけれど、気持ちの持ち方は自分で変えられますね。

心豊かなおばあちゃんでいられるように、毎日を積み重ねたいと思います。