エネルギー消費は運動からだけではない!? - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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エネルギー消費は運動からだけではない!?

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今回は私の経験からの体感的な情報です。

 

人間が一番エネルギーを消費するものは、まず体温を保つ事=肉体を維持する為の基礎代謝が基本にありますね。

その次に重視されるのが運動など肉体を使ったエネルギー消費ですが、それ以外に実はとてもエネルギーを消費するものに 脳の働き(精神的なもの)があり、それが意外にもかなりのエネルギーを消耗しているという事をご存知ですか?

 脳の働きは意外に複雑で、一言では言えない様々なものがあります。

 

例えば心配事や、憶測からの妄想(人間の悩みの原因の殆どがこれ!)などから来る感情的なもの、神経質にものを捉えて不安になったりイライラしたりと、ネガティブなストレスに繋がる思考癖の人がいますが、

これは場合によっては食べれなくなったり、逆に食べる事でご自分を慰める行為に走りたくなるなど、精神不安定からホルモンバランスを乱してしまうケースがあります。

 

これは心が健康とは言えませんし、そういう方は絶えず気持ちが不安定ですので、常に「自分を見張ってコントロールしなくては!」という、頭で考える苦しいダイエットに陥りがちだと思います。(人間は苦しいものからの維持はなかなか続きません)(ー ー;) ~ ☁

 

それでは健やかな脳の働きとは一体何でしょうか?

それは "創造的" な脳の働きです!(^^♪

 

"創造的" というのは、自分から自発的に何かを考えて生み出す為の脳の働きという事ですが、実はこれが一番健康的にエネルギーを消費する、ストレスの無い脳の働きなのですね~。

 

その様な自発性というものがある時は、人は自分から進んで何かをする訳ですから、そこにネガティブなストレスはなく気持ちが充実するものです。

何かを「考えているだけ」では只の妄想に終わりますが、そこにそれを実行に移す為の行動が伴えば、更にエネルギー消費にもなりますし、気持ちが充実すれば 内臓も良く働く様になり、エネルギーが外に向かう分、消費量も又大きくなります。

 

でもこういう脳の使い方をされている方は、案外少ない様に私はお見受けするのですね。

 

それは何故かというと、ご自分の考えと思っているものが、実は自分で考えているつもりの(※ここ重要ポイントです!)誰かの言う事の受け売りだったり、又「世間では皆そうだから・・・」という集団意識からの影響を強く受けている事からの思考だったりするからです。

 

そういう思考は、ご自分では考えている "つもり" にはなるのですが、実はご自分の脳みそで考えるという創造的なものではなく、(ご本人にはその自覚が無いので、これは良く「洗脳」という言葉で表現されます)

そういう誰かの受け売り思考は、只、他人様の思考をお借りしているだけなので、実はご自分の脳みそは本当の意味で働いている訳ではないという事なのです。

 

この様な、本当にご自分で考えるという創造的な働きで無い思考というものが、実は知らず知らずにご自分へストレスを与えている原因になっているというのを、ご存知の方や、自覚のある方というのは、そうは多くはない様に私はお見受けするのです。

 

 ですので、ご自分が「当たり前」と自分が思われているものを、ご自分の中で今一度見直されて改めてご覧になるというのも、ダイエットの敵(!?)であるストレスを軽減されて行く為の、一つの良い方法なのではないかと思います。(^^♪

 

 

 

 

 

 

(こちらは夜のお月様。 今年5月の満月です♫)

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年