マンションでの漏水について - コラム - 専門家プロファイル

柳 一幸
株式会社アライバル 
東京都
不動産業

注目の専門家コラムランキングRSS

舘 智彦
舘 智彦
(しあわせ婚ナビゲーター)
土面 歩史
土面 歩史
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

マンションでの漏水について

- good

皆様こんにちは。
アライバルの柳です。

今回のコラムはマンションでの漏水について書きたいと思います。


マンションでの漏水は、賃貸・分譲にかかわらず比較的多く発生するトラブルの一つです。
賃貸マンションでの漏水事故が起こった場合について解説をしたいと思います。


漏水の原因は、共用部分に原因があるものと、入居者の不注意によるものがあります。


まず共用部分に原因がある場合の具体例としては、
排水管が老朽化で亀裂が入り水漏れをしたり、
外壁に亀裂が入り、豪雨の際にその亀裂から雨水が侵入して水漏れを起こす
場合があります。
これら共用部分に係る漏水を防ぐためには、
貸主側が定期的な建物のメンテナンス、点検をしっかりやることに加えて、
入居者側も定期的な排水管清掃等に協力すること等が重要になってきます。


次に入居者の不注意が原因で漏水する場合ですが、
洗濯機の排水ホースが外れてしまっているのにもかかわらず、
洗濯機を作動させて、排水の時に水が漏れて水浸しになるケース、
台所や洗面台、お風呂等の排水溝に物を詰まらせてしまい水が溢れてしまったり、
排水管のつなぎ目から水が漏れてしまったりというようなケースがあります。


共用部分に原因があり、
入居者の家財などに損害があった場合には、
貸主がその損害を賠償することになります。

入居者の不注意により、
階下の部屋の入居者の家財等に損害が発生した場合は、
当然のことながら、不注意で漏水を発生させてしまった入居者が損害を賠償することになりますので、
水回りに関しては、注意をして生活をしてください。

賃貸マンションを契約する際に、必ず住宅総合保険に加入を義務付けている物件が殆どです。
住宅総合保険に加入をしていれば、漏水事故による損害の賠償も、実質は自身の負担があまりかからない形で賠償できますので、必ず加入をしてください。
また、住宅総合保険は2年契約の場合が多いですが、更新時に手続を怠ると、
保険の適用になりませんのでご注意ください。


アライバルでは新宿・中野・渋谷エリアを中心に高級賃貸マンションを多数取り扱っております。
新宿・中野・渋谷エリアを中心とした高級賃貸マンションサイトはこちらからご確認いただけます。





このコラムに類似したコラム

お引越しの段取りについて 柳 一幸 - 不動産業(2015/03/19 16:31)

審査書類の運転免許証について 柳 一幸 - 不動産業(2015/03/12 08:54)

仲介会社の免許番号について 柳 一幸 - 不動産業(2015/01/31 13:52)

入居審査の否決理由の非開示について 柳 一幸 - 不動産業(2015/01/25 20:41)

賃貸マンションの地震保険について 柳 一幸 - 不動産業(2015/01/16 08:21)