- 杉浦 繁
- Atelier繁建築設計事務所 代表
- 愛知県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
たかが階段されど階段・・1
階段って何でしょう?
階段って上下階を移動するための工作物。
高低差のある場所への移動を行うための構造物。
階段っていいもんです。
だって階段ってそれがそこにあるだけで意匠になるのですから。
美しい階段というのはそれがそこにあるだけで絵になります。
そんな階段・・
階段にはその形や作り方や材質によっていくつかの種類があります。
まずはその形から・・
直階段:
まっすぐ上がる階段ですね。
折り返し階段:
行ってから戻ってくる階段です。
かね折れ階段・L型階段:
行ったら90度曲がって上る階段です。
コの字階段:
字のごとくコの字型に2度折れ曲がる階段。
回り階段:
カーブで上がっていく階段です。
螺旋階段:
ご存じクルクルまわって上がる階段。
材質とか作り方で言うと・・
鉄骨階段:
鉄製の階段です。
木製階段:
木製の階段ですね。
箱形階段:
両側が壁なんかになっている箱の中に入っていくような階段のこと。
オープン階段:
箱形と逆に手摺りだけで壁のないオープンな階段。
片持ち階段:
片側だけが壁でそちらから支えている階段。
さらにさらに・・
法律なんかでもいくつか決められています。
屋内階段とか・・
屋外階段とか・・
直通階段とか・・
避難階段とか・・
特別避難階段とか・・
いやはやたくさん種類があります。
なんででしょう?
それだけ作り方や構造に種類があるからということ。
階段は必ず毎日のように通る通路であり・・
避難の際の重要な経路であり・・
デザインの重要な要素であり・・
建物にとって構造上重要なスペースであり・・
安全を最重視される部分である。
のです。
階段というのは建築における非常に重要なパーツなのです。
決して適当ではすまされない・・
たかが階段されど階段です。
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よもやま建築日記~家づくりの現場から~
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