- 長坂 有浩
- アリスカンパニー 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
そもそも原始時代。
人は他の動物から身を守るためにいろんなことを考え出しました。
火をくべる
罠をしかける
死んだふりをする
【攻め】も実は自分を守るための行動。
倒される前に倒すという考え方。
いわば、「逆ギレ」ってこと。
そんな意識が今も残っている。
コミュニケーションの中で、
結構【自分を守る】ための言葉が出てきている。
批判
言い訳
泣き落とし
【自分を守る】言葉のときは、
たいがいが【自分を正当化している】
「○○がこうしたから」
「これはうまくいくはずなんかない」
「そんなひどいことを言うなんで。。。」
その後ろにつく言葉は、
「だから自分は正しい」
【自分を守る言葉を言わないようにしよう】
ってことではありません。
だってこれは人の本能だから。
視点が違って、「言われた方から考える。」
相手が防御的な言葉を発してきたらどうする?
多くの人は、
「何をわがまま言っているんだ!」
って感じになる。
見方を変えてみよう。
あなたとの会話の中で、
自分を守らなくてはならない「何か」があったはず。
自分がしたい行動だったり
言いたい言葉だったり
守りたい価値観だったり。
「○○したい××」
ってのがポイント。
ある種【琴線】に触れちゃったんだね。
ってことは、
その琴線をやわらげてあげれば
相手の態度は変わる。
撤回して認めてあげてもいいけど、それだけじゃない。
「徹底的に話をすること」
対話の中で守りに入るまでの時間が短いほど、
相手はあなたの言葉の「思わぬ部分」に反応していることが多い。
いわゆる、「誤解」ってやつ。
ちゃんとあなたが思っていることを話してごらん。
相手が「守りに入っている」ときほど、時間をかけて。
通常は逆で、相手が守りに入ると自分も守りに入る。
感情のぶつかり合いになりがち。
相手がそんなときほど、自分は「開いて」みる。
前に書いた、「オープン」な姿勢で。
自分の身の危険を感じなくなったとき、
きっと相手の態度も変わるよ。
【今日の達人ワンポイント】
【守り】に入ったら【開く】。【攻め】も【守り】も逆効果。