- 佐藤 陽
- FPオフィス ケルン
- 千葉県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
こんにちは。住宅購入相談専門のFPオフィスケルンさとう ようです。
さてさて今日は「育児休暇と住宅ローン」です。
少子化と言われながらも僕の周囲には子供が多くて、小学校も教室が足りないとか学区外の学校に行くことになったとかいう話を聞きます。
そして家の購入と子育てはやはりタイミング的には重なります。
ただ家を購入する時と出産や育児休暇が重なる場合は注意が必要です。
奥さんが専業主婦で家にいる方であれば、引っ越しのタイミングと出産などが重なることでの身体の負担などを気を付ける程度の話ですが、
奥さんも仕事をしていて、住宅ローンを組むとか収入合算するなどのケースだと住宅ローンが実行できなくなるなんてこともあり得ます。
どういうことか
いくつかのパターンで考えてみます。
1 住宅ローンの申込・審査の段階では妊娠はしていなかった(分かっていなかった)
融資の実行時期には出産後で育児休暇中(注文建築や新築マンションだとあり得ます)
→ 奥さんもローンを組む、収入合算してる場合、融資の実行段階で休職(育児休暇)に入っていると融資実行が出来なくなる銀行が多
いです。当然ながら奥さんの収入もあてにしてのローンです。ご主人単独でも融資可能な借入金額なら話は別ですが、そうではない 場合、厳しくなるかもしれません。
2 住宅ローンの申込・審査時に既に妊娠が分かっていて、融資実行時には復職している予定
→ 融資の実行には問題はないと思いますが、確実に復職をしていることが必要です。
3 住宅ローンの申込・審査時には育児休暇中で融資実行時には復職している
→ 融資実行は可能です。融資審査のタイミングによっては育児休暇で収入が減った状態での審査になるので注意が必要です。
1のケースの場合は当初借りようとした銀行ではだめでも、同様のケースでも対応してくれる銀行もあります。
まったくあきらめることはありませんが、1の事態になりそうだと判明した時点で早めに銀行とも相談しましょう。
家族の幸せを築くためのマイホームですし、子供も幸せな家庭を築く大切な一員です。
本来両方の出来事が訪れることは喜ばしいことですが、住宅ローンという視点では手放しで喜べないケースもあります。
家づくりも子作りも計画性が大切ってことですかね(笑)
計画を作るお手伝いしています。こちらまで
FPオフィスケルンホームページ こちらをクリック