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閲覧数順 2016年12月09日更新

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マンションって誰のもの??【横浜三ツ沢のマンションに思う】

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今週、横浜三ツ沢のマンションで建物がわずかに傾斜しているとの報道が流れた。

このニュースを聞き、ここ半年でマンションの施工不良による問題が多いことに、何を意味しているのだろうか?



■マンションは誰のもの???


今回の横浜の事案は既に完成して10年も経過してから発覚している。

報道では完成直後から傾斜の兆候があったと伝えている。


この時期に住民の問い合わせに対して、迅速な対応を売主や施工会社が取っていれば、また違った方向で対処されたかもしれない。

しかし、結果的はそうではなかった。


いったい、マンションは誰のもの??なのだろうか?


マンションは、そもそも居住者どうしが連携してその維持管理をしていかなくてはならない。

その中で管理組合なるものを設立して維持していく。


管理組合、いわゆる住民はある意味、建築に関しては知らない人も多い。

そのため、例えば、修繕の費用は管理会社から明示される内容で進んでしまう場合が多い。

つまり、そうした建築にかかわる内容に精査できる住民がいない場合には、こうした結果になりかねない。


で、今回の横浜の事案。

いわゆる売主の瑕疵担保責任の時効期日が迫り、管理組合としてはこの時効中断を行う必要があった。

そのため、今回のような「おおごと」になったようだ。

ここに管理組合の適切な判断とその重要性を感じる。


マンションは居住後、管理組合を中心とした住民の力が大きい。

そこに建築や不動産のプロがいれば、なおのこと大きな力になる。


例えば、大規模修繕の見積などは管理会社からのお勧めではなく、組合自体で探して修繕したマンションもある。

4社ほど見積もりし、各社を呼びつけてプレゼンさせたが、管理会社からのお勧めが一番高く、不親切な感があった。


こうした地道な交渉から、修繕金は使わなくて済み、何らかの際の余剰金として確保している。


マンションは管理会社のものではなく、やはり住民のものである。


■耐震偽装の教訓は生かされない??


それにしても、マンションの施工不良のニュースが多い。


昨年の12月にあった南青山のスリーブ忘れを皮切りに、白金の杜ザ・タワーの鉄筋不足、そして今年の4月には新川崎のタワーマンションの強度不足など…


これらは完成前に発覚したため、施工改善をして何とか納めるだろう。

しかし、完成後となると話は別である。


2005年に起きた耐震偽装事件。

いわゆる姉歯事件を機に色々なところで問題が出た。


例えば、2007年にあった千葉・市川駅前のタワーマンション。

施工中の強度不足発覚から、是正工事をしての対応で大丈夫といい、当初は解約を受付なかったが、結果的は解約にも応じることになった。

ただ、これも工事中でのこと。


こうした事案はどれも大手デべや大手ゼネコンが事業主体。

ある意味、大手であるが故の対応で、まさかの時のまさかが起きた。


横浜の場合は今後の対応がどうなるのか?

マンション全体としてもその価値が下がると転売などで影響が免れない。


傾いた棟を直すにしても、建替するにしても、その先はまだ見えない。


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