貧乏くじ・宝くじ
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娘の結婚が、決まってからの、知人との会話…。
(あ、結婚が決まってから…と言っても、もうすでに、籍は、入っているから、もう結婚はしたんだけど)
「結婚式するの?」 と聞かれ…
「どうなるのかなあ…、まだ未定だけど…、お金ないしなあ…」
「相手のうちは?」
「うーん、あんまり、期待できない感じかなあ?」
すると、知人が、
「そういうの、新郎の家がしなきゃならないんじゃないの?」
…実は、その知人、二人の息子さんの結婚式が立て続け
その会話の裏に、何となく、「自分の家は、ちゃんとしましたー」 みたいなのが、チラッ
昔はさあ、
「相手の両親は、何してる家?」 「持家?」 だとか、
相手の家柄で、優劣を決められるみたいな話がよくあったよね
結婚は、家柄じゃなくて、人柄なんだけどね
結婚が決まってから初めて、ゆっくり、娘婿と話をしたんだけれど、
しっかりしてて、行動力もあるしさあ、自分たちの力で、っていう姿勢が、すごく頼もしく感じられてね
きっと、娘を幸せにしてくれるって、確信が持てて、嬉しかったよ
結婚式は、親がしてくれて当然なんて思ってるそこいらのお坊ちゃんなんかより、
自立心があっていいよ
間違いなくこのご縁は、貧乏くじゃなくて、宝くじデス
ま、家があるとか、ないとか、親がどうだとか、関係ないよね
このコラムの執筆専門家
- 清水 英子
- (メンタルヘルスコンサルタント)
- 清水英子
まず、話すことが第一歩。私に話してみてください。
私のところに、たどり着いた方々のこぼれ落ちる涙を見るたびに、ココロの腕で抱きしめてあげたくなります。話すうちに、笑顔がこぼれ、元気になっていくのをみていると、人間本来の持っている力を感じ、次のカウンセリングに続く原動力となっています。