化粧品の添加物と容器の関係 - スキンケア - 専門家プロファイル

松原 好克
日刊美容液新聞 編集長
岐阜県
スキンケアカウンセラー/美容液研究家

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化粧品の添加物と容器の関係

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スキンケアカウンセラーの松原です。
今日もお付き合いください。


さて、化粧品の添加物といえば、防腐剤・界面活性剤・香料などがあります。


防腐剤は、化粧品に含まれる程度の濃度でしたら、アレルギーを起こす人以外にはほとんど無害ですが、界面活性剤は、作用の強いものや多量に含まれているものは、乾燥や肌荒れを招くことがあるため、気をつけなければなりません。

特に、オイルクレンジング・リキッドファンデーションなどは、肌の弱い人には不向きと言えます。


他にも、高分子ポリマーという粘度を出すための成分も、肌荒れを起こすことがあります。

ゲルなどのふっくらとした形状のものは、増粘剤が多く含まれている可能性があり、慢性的に使い続けると負担になることも…

また、整髪料ワックスなどの固いゲル状のものや、最近人気のグロスにも多めに配合される傾向にあります。


添加物は、容器の形状でもある程度の見分けがつきます。

チューブ式やポンプ式のボトルは、空気に触れにくく雑菌が入りにくいので、防腐剤なども少なくてすみます

中に指を入れるタイプの容器(クリーム・ジェルなどに多い)は、当然雑菌が入りやすいため、防腐剤をはじめとする添加物も必然的に多めになります

一般的に雑菌が入りにくい順を表すと、チューブ<ポンプ<中に指を入れる容器となります。

もちろん、配合されている成分の種類、酸化のしやすさ、濃度によっても違いがあるため、容器ですべてがわかるわけではありませんが、添加物が気になるという人は、参考までに覚えておくと良いでしょう。


美しく歳を重ねたいと思われる人は、是非今後もこのコラムをご覧ください。

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