- 松山真己
- 心の健康と美の研究所Calix 代表カウンセラー
- 東京都
- 臨床心理カウンセラー/パーソナルコーチ
対象:コーチング
私はカウンセラーの仕事というのは、
何だか料理のレシピを渡すようなものだと感じます。
その人の持っている材料を見て
その食材等の特性や特徴を伝え、
相手の好みや体調にあわせたレシピを紹介する。
その人は、家に帰り、日常生活の中で
その食材を意識しながらも、放っておくかもしれない
でもあるとき、その食材を手に取り
料理を作ってみようかな?と思う。
渡しておいたレシピ通りに
あるいは自分流にアレンジして
美味しい料理ができることもあるだろうし
失敗することもあるだろう
美味しい料理が出来たら
周りにおすそ分けをしてもいい
それは身体と心の栄養になるし
より自分を満たしてくれる要素にもなるだろうから
・・・失敗したら?もう料理を作らないかもしれない
だけど知っていてほしい
人は成功からではなく
失敗から学ぶものだということを
そして誰かに話をするのなら
成功の話よりもずっと、
失敗の話の方がネタとして面白いということを
もし、失敗をひとに面白おかしく話せるのだととしたら
その人は、自分がその時、失敗した原因も
成功する方法も、既にしっているのだと思う。
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【解説】
・その人→ クライエント(来談者)
・材料・食材→ クライエントの持っている資源(過去の経験や体験、知識や、考え方、現在の環境等々を含むもの)
・好み・体調→ 願望や目的、現状
・レシピ→ 現状改善のための方法など
・料理→ 現状改善のための行動など
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