- 平 仁
- ABC税理士法人 税理士
- 東京都
- 税理士
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
専修大学の教授が公庫出身の方なので、合同セミナーとなっていたようです。
明日は、ある法律事務所主催のベンチャー支援のセミナーに出てくるつもりです。
多くの中小企業は、長引く不況の中、生き残りのため、必死に頑張っています。
うちの事務所のクライアントも同様で、
どこも厳しい経営を何とか乗り切って、ここまで来ているように思います。
正直なところ、売上が上がっても、他人の不幸(つまり倒産)のおかげで
こちらに仕事が回ってきたというのが本音のところで、素直に喜べないですね。
オンリーワンの企業になっているベンチャー企業には、
自力で成功されている方も多いでしょう。
土曜日のセミナーでは、ケーススタディーのパネラーとして、
大田区の製造メーカー2社が体験談を話していました。
そこで、ふと気がついた。
オンリーワンを目指すとして、我々がクライアントに何を提供できるかと。
我々が提供できるものは、やはりデータ分析から見た現状分析なんですかね。
あとは、クライアント様とじっくり話し合って、
営業戦力を含めた経営計画を一緒に作っていくことでしょうか。
中小企業の多くは、社長も現場に出ていることでしょう。
そのために、総務的な役割がおざなりになっていることも多いと思います。
我々税理士は、税務コンサルティングを中心に、
社長さんの「困った」を解決するお手伝いをしています。
中小企業の社長さんは、「いいものを作れば必ず売れるはず」
との思いが強いと思います。
しかし、現在の国際化の流れからすると、規格品の製造は、
コンピュータ制御した機械を駆使すれば、世界のどこでも作れます。
そのため、カスタマイズされた付加価値商品を作っていかなければ生き残れないでしょう。
腕自慢の職人が起こしたベンチャー企業も多いはずです。
今こそ、自ら情報発信して、自慢の腕を買ってくれる顧客を見つける時です。
情報化時代は、世界中に自分の腕を買ってくれる顧客がいる可能性を広げたのです。
次の一手を打つための戦略を一緒に考えていきましょう。