特許の常識/非常識(第27回) - 企業法務全般 - 専門家プロファイル

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特許の常識/非常識(第27回)

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特許の常識/非常識(第27回) 河野特許事務所 2008年7月18日
執筆者:弁理士 河野登夫、弁理士 河野英仁


 重要な案件については、面接審査を積極的に活用しよう。やはり一度顔を合わせていると物事がスムーズにいく。

 審査官も、ここまで補正したら特許を認めるよ、と口頭で示唆してくれることも多い。また面接は口頭で行われるので、上述した禁反言の問題も生じにくい。

 以前、新製品に関わる発明を出願し、これについて面接審査を行った。このとき、実際の製品を持ち込み、審査官の前でデモを行った。そのとき審査官の目が輝いていたのを私は見逃さなかった。彼らも技術系だ。書面よりも実物の方がスゴイ、おもしろいと感じるはずだ。

 この出願は手強い先行技術があったが、少しの補正で特許が認められた。コストは余分にかかるが得られるものは非常に大きい。重要な案件については弁理士に面接を依頼してみよう。   
                                         
                                           以上