認知症やアルツハイマーになると、短期記憶の今まで何をしていたかを覚えていることはできませんが、その時に感じた「嬉しい」「悲しい」「楽しい」「ホッとした」「嫌だな」といった、感情は残ります。
「感情残像」と呼ばれるものです。
ですから、アルツハイマーの人と楽しく幸せな時間を過ごせば、「何をしたかハッキリ思い出せないけど、楽しかった」という感情の記憶が積み重ねられます。
アルツハイマーを発症しても、好きな人と嫌いな人は区別がつきます。その人といる時に感じた気持ちを覚えているからです。
出来事と感情は違う所に記憶されていると考えられますね。
アメリカでは、感情は体の細胞に記憶されるという考えが結構増えて来ています。
カウンセリングでも、ゲシュタルト療法やフォーカシングはこの体の感覚を感じながら行っていますが、思考(頭での考え)と違ったことが出て来ることが多いです。
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