- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ホームページ・Web制作
- 小菅 太郎
- (ITコンサルタント)
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
ウェブ・ユーザビリティ:必須の表示
こんにちは。環の小坂です。
ウェブを語る上でいまやユーザビリティは最重要です。
ウェブの黎明期に使われていた手法が実は正しくないということはよくありますが、
その多くはユーザビリティに抵触しているものがあります。
ユーザビリティの中でも「アクセシビリティ」の要素が重要です。
今ではNGとなった制作の注意点として下記があります。
(ウェブの経験が浅いデザイナの方が陥りやすいところなので、
依頼する側も最低限注意が必要です。)
・テーブルレイアウト:テーブルで使うべきところ以外はNGです。
・「お問合せはこちら」として「こちら」にリンク:「こちら」のような抽象的な表現にリンクは禁物です。
・ボタンリンクのALTなし。
・説明する部分に関して色で説明。
・リンクの色が文章と同じでアンダーラインもないもの。:
これだとリンクに気づきません。
・長いページで「上へ」いくリンクがない。
・見出しタグを文字の大きさの調整に使用する:最近はあまりないですが。
注意を促すものは「色がなくてもわかるように」
その中で今でも時々みるのが、お問合せフォームなどで
「赤字は必須です。」という表記。
・赤は見えない方もいます。
・色での説明はわかりにくいです。(特に項目が多かったりカラフルな場合)
必須を示す際は「※」などのマークを前につけた上で、
実際のフォームや選択肢の付近に「必須」と表記し、
未入力で送信した場合には「どこが必須で洩れているかを明記する」
ことが大事です。