- 松永 隆文
- Qull一級建築士事務所
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
写真で見える、土台下の黒いグロックの様なものが、通気パッキンです。
防湿シートに、土間コンクリートを打設することで、湿気を遮断していますが、完璧な遮断にはなっていなく、土間コンクリート自体にも水分が含まれている為、通気が無いと、床下に湿気が溜まってしまい、土台に、カビが発生し、土台を腐らせるとこがあります。
一昔前の通気は、基礎に30センチ×20センチ程度、基礎を欠き込み、そこから通気を行なっていました。
(古い建物の基礎をみると、四角い鉄製やプラスティックのガラリが付いています。)
この切り込みは、基礎を弱くする可能性も有り、最近ではほとんど行なわなくなり、この通気パッキンが主流となっています。